ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
熟成肉って聞いたことありますが、「熟成ヘナ」ってなんだ?って思う人も多いですよね。そんな熟成ヘナのことを説明しますね。
ハナヘナ 「熟成ヘナ」ってなに?
ハナヘナで白髪を染める時に、ハナヘナを髪に塗ってそのまま放置すると思うんですが、美容室では放置時間は30〜40分。
「ご家庭ではできれば3時間置いてくだださい」と説明することが多いんですが、この塗って置く時間が長いとしっかりと染まりが良くなるからなんです。
そんなハナヘナの染まりをよりUPさせるための方法。
それが「熟成ヘナ」なんです。
「熟成ヘナ」とはヘナを水で溶いて一定時間置くことでヘナの成分が活性化し、より染まりが良くなり、トリートメント効果もUPするというめっちゃおすすめな方法なんです。
ハナヘナの『熟成ヘナ』の作り方
ハナヘナの熟成ヘナの作り方は簡単♪
まずヘナをボウルに使う量をだして
それを水で溶くだけ。
そのまま一晩(24〜48時間)ラップをかけて常温に放置でOK!
そうすると次の日には『熟成ヘナ』の完成です。
ここでの大事なポイントは
- ヘナを溶くのは水でいいんです。お湯で溶いても一晩おけば冷めるので水でいいんです。そして使う時に湯煎すれば暖かいヘナで染めることもできます。
- 放置する時に冷蔵庫に置く人も聞きますが、ここは常温で大丈夫です。夏でも一晩くらいならカビが発生したりしません。(2晩はさすがに危ないかも・・・自己責任でお願いします)
- 熟成ヘナには場合によって所々に黒い斑点みたいなモノが浮いていることもありますが、それはヘナの成分が固まって出ているだけです(カビではありませんよ)
熟成ヘナになったら何がいいの?
熟成ヘナになると
とてもまろやかになり、ヘナが持っている色素と脂質が十分にしっかりとにじみ出た状態になります。
ヘナの潜在能力を120%発揮している状態です。
熟成されたヘナは
混ぜた時にヘナの油分の影響でとてもまろやかで
髪に塗りやすくなります。
「熟成ヘナの効果」は
スーっと伸びて柔らかくとても塗りやすいです。
ヘナの色素も十分に出ていますから染まりもUPします。
ヘナの脂質もたっぷり出ていますから、髪がしっとりとした質感に染まります。
同じヘナなのに一晩置くだけで違うヘナを塗っているようになりますよ。
熟成ヘナの油分の正体
ハナヘナを一晩置くだけでできる「熟成ヘナ」
熟成ヘナが良い理由はわかっていただけましたか?
そんな熟成ヘナを作ったことがある人はこんな状態を見ていると思いますが
このヘナの中にある油分は何?って思いました?
これがヘナの成分である【ナフトキノン】なんです。
ナフトキノンはヘナで染めると白髪がオレンジに染まるあの色素のこと。
ナフトキノンが滲み出ているってことなんです。
そしてこのナフトキノンは
ホルモンバランスを整える効果があり、子宮の働きや生理不順を整える効果があると言われています。
また男性ホルモンを抑制し、抜け毛の原因である5αリラクターゼの抑制という効果があり、薄毛対策としての頭皮ケアが期待出来ると言われています。
すごいですね〜
最後に
ハナヘナの「熟成ヘナ」のこと、わかっていただけましたか?
ただヘナで染めるよりも効果がUPする「熟成ヘナ」
ぜひお家でご自分で染めている人は試して欲しいですね。
天然100%でできているハナヘナだからできること。
知れば知るほど楽しくなるのがハナヘナなんです。
1つ注意点があります。
インディゴ(ナンバンアイ葉)が混ざっている商品(ハーバルブラウンうあハーバルマホガニー、インディゴ)では
この熟成ヘナはできません!
一晩水に溶いて置くと染まらなくなりますからご注意を!
熟成ヘナができるのはハナヘナの「ナチュラル」だけです。