ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
天然ヘナのハナヘナは【100%植物】です。植物ですから白髪染めしても「ちゃんと染まるの〜?」って思っている方も多いはず。そんなハナヘナの染まりをお見せします!
ヘアカラー染めからハナヘナ染めへ
ヘアカラーでずっと染めていたお客さま。
白髪染めは1ヶ月毎のご来店です。
年齢を重ねて
髪も細くなり
最近はペタンと髪が寝てしまい
ボリュームが出ないのが悩み・・・
以前にヘナもしたこともありましたが
染まりが気に入らずやめてヘアカラーをしていました。
そんなお客さまが
今回はハナヘナに挑戦です!
白髪の状態は?
1ヶ月毎にヘアカラーで白髪染めをされていますから
白毛は伸びても1cmくらいですね。
白髪率はかなり多い方です。
この【白髪が多い】というのがポイント!
ハナヘナは髪に染まりますが
白髪は色が見えますが
黒髪は染まってもわかりません。
それは
黒髪を明るくする力はないから。
これは100%植物ですから
仕方のないこと。
ですから黒髪が多くて
白髪が少ししかない人がハナヘナで染めると
全体に暗くなったように感じるんです。
でも
白髪が多いほど
明るさの調節ができますから
よりブラウンに近く染めることができるんです。
ハナヘナの1回染めはこんな感じ
ハナヘナのナチュラルは
100%ヘナだけです。
ですからハナヘナでは【ヘナ】といえば
【ナチュラル】のことを言います。
1回染めとは
普通はヘナだけで染めることを言います。
ヘナの持っている成分のナフトキノンの色素は
【オレンジ】しかありません。
ですから100%天然ヘナで髪を染めると
髪色はオレンジにしか染まらないんです。
根元の白髪は
キレイなオレンジに染まりました。
初めてのヘナ染めをされる方は
ここで必ずオレンジ過ぎてビックリします。
若干全体の色味もオレンジになっています。
これはヘナ自体が低分子と言う
非常に小さなモノでできているため
ヘアカラーと入れ替わってしまうためです。
それほどヘナはとても小さくて
髪の奥まで浸透するといえます。
ハナヘナの2回染めはこんな感じ
2回染めには【インディゴ】という
別の種類のヘナを使います。
この【ヘナ】と【インディゴ】は全く別の種類の植物です。
大きくまとめるとヘナと呼ばれるんですけど
【全く違う】と覚えてください。
ヘナ=ヘンナ葉
インディゴ=ナンバンアイ葉
このように植物の種類が違いますし
育つ場所も違います。
葉の形状も全く違いますから
植物の状態で見たら
一目見て違うとわかります。
このインディゴは【藍染め】でも使われている植物です。
このインディゴを使うことで
オレンジに染まった白髪の色味を変化させて
しっかりとブラウンに染めるんです。
で
インディゴで染めたあとはこんな感じです。
白髪部分が少し【ミドリ】っぽいですよね。
この白髪がミドリに染まれば大丈夫です。
インディゴはこの状態から
2〜3日かけて
ミドリ⇨ブラウン
に色味が変化します。
この時にとても大事なのが
水と空気。
染めたてから2〜3日はできる限り
髪が濡れた状態を長く保って欲しいです。
髪が濡れていて
空気に触れている状態で
色味が変化するのが
インディゴの特性です。
最後に
2回染めが終わったあと
しっかりと色味を定着させるためには
水と空気が必要ですから
染めた日と次の日くらいは
お風呂上がりにすぐに乾かさず
自然乾燥をしてください。
できましたら
乾いてきたらまた濡らすことができたら
最高です。
こうした一手間がかかるのも
自然の植物を利用して白髪を染めるためです。
ハナヘナの白髪染め
わかっていただけましたか?
天然ヘナでも
しっかりと白髪は染めることはできます。
ヘアカラーではマネできない
髪と頭皮へのダメージレス
と
染めるたびに髪が元気になっていく
ハナヘナは
そんな天然ヘナの白髪染めです。
白髪もしっかりと染まり
いい髪色になりました。