ハナヘナで髪を染めるとベタつく時の改善方法はコレ

神戸市垂水区にある美容室ARCHE(アルシュ)
ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。

ナヘナで染めた後、「髪がベタつく」「しっとりし過ぎる」なんて言葉をたまに言われます。そんな時は、こうしてみてはいかがでしょうか?

目次

ハナヘナで染めると何故髪がしっとりとベタつくのか?

ハナヘナは天然ヘナ100%でできています。

植物でできていて、髪がベタつくような成分は入っていません。

ナチュラルは【ヘンナ】

ハーバルやマホガニーでも【ヘンナ】と【ナンバンアイ葉】だけです。

ではなぜ『ベタつく』と言われるのでしょう?

それはヘナの【疎水効果】にあると僕は思っています。

疎水化とは

『水分と馴染みにくくなり、油分と馴染みやすくなる』ことです。

水分と馴染みにくいとは、子供の髪のような状態のこと。

子供の髪って霧吹きで水を「シュッシュッ」ってかけても水分を弾きますよね?

あの状態です。

そして油分と馴染みやすくなります。』

油分が髪にひっつきやすくなることです。

ですから

少量の油分でも十分に潤いと保湿ができる状態になるんです。

ハナヘナをすると髪は疎水化して

水分と馴染みにくくなり

油分と馴染みやすくなる

これは覚えておいて欲しいですね。

この【油分と馴染みやすくなる】

これがポイント!

ハナヘナをしているのに

今まで通りの髪のケアをしていると

必要以上に油分が多くなっていることがあるんです。

それを説明します。

ハナヘナに市販のシャンプー&トリートメントはやめた方がいい

市販のシャンプーは『なんちゃら補修成分配合』みたいなモノが多いです。

あと

天然由来成分やボタニカルな成分みたいなモノね。

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これらのシャンプーの多くは

補修成分という名の油分が多く入っています。
(皮膜の事です)

髪の質感を整えるための油分で

決して髪を補修できるわけはありません。

あと同じ製品のトリートメント。

これももちろん【油分】です。
(もちろん皮膜ですね)

これらの油分が髪に引っ付くことで髪を覆い

手触りや質感

ツヤを演出しているんです。

髪の中が補修されているのではなく

外見だけを整えているモノ

つまり

髪に膜を貼る成分なんです。

もうわかりますよね。

これらの油分は確かにダメージして乾燥しているような髪には有効かもしれません。(本当は続けることで、よりダメージは進行しますけど)

手触りや香り、質感を好む方にはオススメなんです。

でもハナヘナをすると油分と馴染みやすい状態に髪はなりますから

今まで使っていたシャンプー&トリートメントでは

重く、ベタついてしまう

ということになったりするんです。

市販のシャンプー&トリートメントを使うと

皮膜で油分が多過ぎるんですよ。

アミノ酸系シャンプーを使っているなら変えてみる

美容室で売っているシャンプーは

【アミノ酸系シャンプー】が多いです。

髪と同じアミノ酸を主成分に使っているシャンプーで

頭皮への刺激が少なく、マイルドな洗い上がりになっています。

ですが、このアミノ酸系シャンプーは洗浄力が弱いです。
(洗浄成分が弱い分、頭皮やダメージした髪には『優しい』ってことなんですけどね)

確かに刺激が少なくマイルドな洗い上がりですが

髪についた汚れをしっかりと取れるかは疑問です。

そんなアミノ酸系シャンプーをヘナをした髪に使っていると

髪の表面に余分についたヘナを取る力が弱く

仕上がりは重くなっていきます。

そして、このアミノ酸系シャンプーも油分(皮膜)で

手触りや質感、ツヤなどを出しています。

汚れのあまり落ちないシャンプーで洗いながら

髪に皮膜をせっせとのせる・・・

これでは髪がベタついても仕方がありません。

石鹸系シャンプーも髪がベタつく原因になる

ヘナをされる方の中には

【植物】であることにこだわっていて

ナチュラル志向の方も多くいます。

そういった方は

シャンプーも自然な石鹸系シャンプーを使われていたりします。

確かにアトピーなどの肌に疾患のある方には良いと思います。

けれど知ってて欲しいのは

石鹸系シャンプーで髪を洗うと

石鹸成分が水道水のミネラル成分(カルシウムやマグネシウム)と反応して

石鹸カスとなって髪に残ってしまいます

この残った石鹸カスが髪のベタつきの原因になったりします。

ですから石鹸系シャンプーを使っていて

「ハナヘナをすると髪がベタつくな〜」と思っているのなら

シャンプーを変えた方がいいです。

脱シャンプーをしている人の場合

ヘナ染めをしている方には【脱シャンプー】をされている方も多いと思います。

『脱シャンプー=シャンプーをしない人』の事です。

脱シャンプーを続けている人でしたら

頭皮からの皮脂の分泌は抑えられ、それほど重さも気にならないのかもしれません。

しかし、脱シャンプーを始めたばかりの人などは

最初は皮脂の分泌が多くなり、髪はベタつきやすくなっていると思います。

そこにヘナで染めますから、より髪は重くなるでしょう。

そんな時にはシャンプーを髪だけにつけ

粗歯のクシなどで髪をといてみるといいと思います。

頭皮はゴシゴシと洗わないで髪の油分だけを取る。

これだけでも髪のベタつきは変わってきますよ。

流さないオイルトリートメントをしている場合

・髪が乾燥する

・毛先がパサつく

・くせ毛が広がる

などの髪の悩みがある方の多くが使ってる

流さないトリートメント(アウトバストリートメント)

その中でも特に

【オイル系トリートメント】を使っているのなら

そこは見直した方がいいです。

ハナヘナをすると髪は油分と馴染みやすくなります。

ということは?

オイル系トリートメントをつけると

必要以上に髪にベッタリ乗ってしまいます。

ハナヘナで染めているのに

いつもと同じ感覚

いつもと同じ量のオイル系トリートメントをつけてしまう。

それでは髪はベッタリと重くなってしまいますよ。

ハナヘナで染めているのなら

いつも使っている量の半分以下にする。

それでも足りないと思ったら、その時に少量を重ね付けをする。

コレくらいでいいと思います。

ハナヘナを続けたらそのうちに

オイル系トリートメントは必要なくなると思ってください。

それでも毛先の油分が欲しいな〜

少しパサつくな〜と思ったら

ハナヘナととても相性の良い『ハナヘナオイル』がオススメですよ。

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最後に

最初にも書きましたが

ハナヘナは天然ヘナ100%だけでできています。

特に髪がベタつくような成分は入っていません。

それでも「髪がベタつくな〜」と思ったら

あなたの髪質や頭皮環境の問題(皮脂が多く分泌されているなど)

普段から使っているモノ

シャンプー&トリートメントは何を使っているのか?

などを

一度考え直してみるものいいと思います。

髪に良いだろうと思ってしていることが

かえって悪い状態にしている場合だってありますからね。




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