ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
天然100%ヘナで髪を染め続けると、髪は暗くなります。これは天然100%ヘナには髪色を明るくする力がないからです。それでも、髪色を明るくしたい!と思っているあなたはこのブログを読んでください。
天然100%ヘナで染めると髪色は暗くなる?
天然100%ヘナといえば【ハナヘナ】
神戸で唯一のハナヘナ・インストラクターのカンザキです!
よくお客さまから
「天然100%ヘナで髪を染めると髪が暗くなる」って話を聞きます。
これは間違い!
まぁ正しくは半分正解で半分間違いなんです。
それはなぜかと言うと
天然100%ヘナで髪を染め続けると確かに髪は暗くなるから。
これは天然100%ヘナには化学染料が全く入っていないからなんですよ。
化学染料はファッションカラー(おしゃれ染め)やグレイカラー(白髪染め)の両方に入っています。
アルカリでキューティクルを膨潤し(開き)、ジアミン染料で髪を染め、活性酸素が発生することで髪をブリーチ(脱色)し、メラニン色素を破壊することで髪色を明るくします。
そんな化学染料が天然100%ヘナには入っていませんから、いくら髪を染めても髪は明るくならず地毛のままなんです。
地毛のままってことは暗い髪ですよね?
それが天然100%ヘナで染め続けると髪が暗くなる正体。
ようは、天然100%ヘナで染めた髪は、ヘアカラーをしていない地毛の状態に戻っていっているってことなんです。
地毛の状態に戻っていくんですから、当然髪色は暗くなって当たり前ですよね。
小学生の子供の髪は99%地毛でしょうから、そんな小学生の髪色が明るくわけがありません。
(*中にはヘアカラーをされているお子さんもいるでしょうから99%です)
天然100%ヘナで髪を染めると言うことは、健康的でダメージのない、子供の頃のような髪になっていくってことなんです。
ですから、「髪色を明るく」なんて考えは捨てないといけません。
髪が明るくなるわけがないんです。
天然100%ヘナで染めてても髪色を明るくしたいなら
それでも、髪色を明るくしたくなることはあると思います。
僕のお客さまでも
「ハナヘナで染めるようになって髪はとてもキレイになってくせ毛も収まるようになったけど、髪が暗いのが気になってきた」
「ちょっとで良いから髪色を明るくしたいな〜」って気分なんです。
と言われる時があります。
そんな時には、ヘアカラーの力を借りるしか髪色を明るくする方法はありません。
カンザキが天然100%ヘナで染めてる髪を明るくする時におすすめしている方法は
「ハイライトカラー」です。
これは昔で言うところの「メッシュ」です。
今は「ハイライト」や「ウィービング」とか言ったりします。
このメリットは髪をスジ状に取り、そこだけ髪を明るくしますから、髪全体へのダメージが少ない。
そして、髪が伸びてきても根元がプリン状態になりませんから、伸びてきた暗い根元と染めている明るい髪の境目が目立ちにくいってところです。
メリットしかない方法なので、天然100%ヘナで染めている髪を明るくしたい場合はこの方法だけをおすすめしています。
もう1つは全体にヘアカラーで髪色を染めて明るして、その上からヘナ(または他のヘアカラー)で染める方法でしょうか。
全体の髪色を明るくできますから、この方法はとてもわかりやすく、色味も変えることができるのでとても良いです。
でもデメリットは一度全体をヘアカラーで染めるのでそれなりに髪はダメージします。
この2つの方法で使うヘアカラー剤は「ライトナー」と言われるヘアカラー剤です。
「ライトナー」は通常のカラー剤から染料(色味)を抜いた無色透明なカラー剤です。
ジアミンは染料に含まれているために、染料を抜いてしまえばジアミンアレルギーの方でも問題なく染めることができます。
ですから、ヘナ染めの髪を明るくするのに使うのは「ライトナー」なんです。
天然100%ヘナで染める方の中には、ジアミンアレルギーの人もいますからね〜
実際に天然100%ヘナ(ハナヘナ)で染めている方に、ハイライトをした髪色がこちら。
ヘナ染めしている髪にハイライトが入り、明るくなっています。
ハイライトが入ることで髪に「動き」と「軽さ」が出ていますね。
そして、ハイライトで明るくなった髪は、その上からヘナ染めができるのです。
ハイライトをして髪色を明るくした後でも、ヘナ染めは安心してできます。
まとめると
ヘナ染めを繰り返して暗くなるのは、当たり前のことです。
ヘナには髪を明るくする「力」はありません。
ヘナ染めすることで髪は地毛に戻っていき、健康的でダメージのない子供の頃のような髪になります。
そんなヘナ染めをしている髪が暗いなと感じたのなら、ヘアカラーの力を借りて明るくするしかありません。
その時に使うのが、ノンジアミンカラーの「ライトナー」です。
ライトナーを使い「ハイライト」を髪に施術することで、ヘナ染めしている髪でも明るい髪色になるんです。
ヘナ染めしている髪を明るくしたい場合は、ヘアカラーの力を借りるしか方法はありません。
これだけは覚えててください。