ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
天然100%ヘナの【ハナヘナ】を使って『髪質改善』した時にダメージした髪はキレイになりますか?との質問をいただきました。そもそも「天然100%ヘナのトリートメントってどんなモノ?」についてお答えさせていただきます。
そもそも、一度ダメージした髪は治らない
残念ですが、そもそもとして
一度ダメージした髪は治りません。
これはどんなトリートメントをつけても同じ結果です。
髪が死滅細胞です。
死滅細胞ですから、修復ってできないんですよ。
肌は再生細胞ですから、修復しますよね。
ここが大きな違い。
髪の場合は一度傷んでしまったら、その部分を切る以外にはキレイにならないんです。
そして、髪は減点法で傷みます。
生えたばかりの新生毛が「100」だとしたら、あとはこの「100」どんどんが減っていくだけです。
例えば
元々「100」ある髪の中身がヘアカラーのダメージで「10」減ったとします。
残りは「90」ですよね。
「10」減ったから「100」に戻したいので、トリートメントで「10」を補おうと考えてトリートメントします。
でも、髪の「10」は減ったままで、「100」に戻ることは絶対にありません。
トリートメントでは何1つ髪の中を補修できないんです。
では、なぜするのか?
これは、今以上に髪を傷めないようにするためです。
現状をキープする。
このためのトリートメントです。
ですから、いかに髪をダメージさせないでいるか!が大事になってきます。
天然100%ヘナのトリートメントとは?
この考えは、天然100%ヘナのトリートメントでも同じ。
天然100%ヘナのトリートメントをしたからと言って、髪のダメージが修復はできません。
でも、補修はできます。
ヘナの成分は髪の中の減ったタンパク質部分(空洞)に引っ付いて大きくなり、穴を埋める効果があります。
これが通常のトリートメントとは大きく違うところ。
でも、空洞を埋めたヘナは髪と同化はしない(できない)ので、「修復」ではなく「補修」なんです。
ダメージよってできた空洞を埋めることで、余分な水分が髪に入らずに湿度で膨らむ髪を膨らみにくくします。
ヘナをするとくせ毛が収まりやすくなるのはこのためです。
そして最大の通常のトリートメントの違いは
「髪を引き締める」ってことです。
パーマやヘアカラーなどの薬剤でダメージした髪はところどころがいびつになって髪が緩んだ状態になります。
これは、パーマやヘアカラーをするとアルカリ値9〜12程度になりますので
髪は膨張してしまうからです。
健康毛の状態を数値で表すと弱酸性4.5〜5.5の値です。
これが一番髪の毛が強い正常な状態なんです。
市販のトリートメントや美容室で行うトリートメントは、まだ髪がダメージして膨張した状態のまま手触りの良いトリートメントをしてることになります。
天然100%ヘナの【ハナヘナ】のトリートメントは、真逆のトリートメントでダメージして膨張した髪を引き締めるタイプのトリートメントになります。
天然100%のハナヘナは酸性〜弱酸性の数値ですから、膨張した髪を引き締めることで髪を強くさせます。
「ダメージした髪をまずは引き締める」
これが天然100%ヘナのトリートメントの効果なんです。
最後に
引き締められた髪は、自然なツヤや、ハリコシが出てトリートメントの油分も少量でまとうことができるようになり髪の質感が軽く仕上がります。
ダメージした髪は膨張していますので、引き締めることによって髪につっぱり感がでます。
この状態は、今までのトリートメントでは経験することのなかった感覚だと思います。
従来のトリートメントのようなツルツル&サラサラにはなりませんが、髪質改善したような質感に髪がなるのが天然100%ヘナのトリートメントなのです。