ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
天然100%ヘナには「ヘナ」と「インディゴ」の2種類があります。一般の方はこの2種類の区別がついていない場合が多いです。まずは「ヘナ」と「インディゴ」の違いを知ることから始めましょう。
ヘナとインディゴの違い
天然100%ヘナというカテゴリーの中に
「ヘナ」と「インディゴ」あります。
大きく見るとこの2つはどちらも「ヘナ」って呼ばれるモノになります。
でも、「ヘナ」と「インディゴ」は全く違うものです。
「ヘナ」はミソハギ科の植物
「インディゴ」はコマツナギ属の植物
この2つは植物の種類から違うんです。
ヘナは「ヘンナ」
インディゴは「ナンバンアイ葉」と書かれていることが多いです。
*ハナヘナのインディゴは「ナンバンアイ葉」が使われていますが、他メーカーはわかりません。
ヘナは1種類だけですが
「インディゴ」は色んな種類があります。
ハナヘナで使われているのは「インド藍」
他にも「蓼藍」「琉球藍」なんてものもあります。
それぞれ植物が違いますから、色合いが違ってくるんです。
インディゴの主な使い方は、ヘナでオレンジに染まった髪を打ち消してブラウンにしたい時に使います。
インディゴだけで染め続けると、髪は黒色に近づいていきます。
ヘアカラーで明るくなりすぎた髪色を黒髪に戻す時や
毛先の退色を抑える時に「インディゴ」を使うことがあります。
インディゴ染めした髪を明るく染めることができるのか?
結論から先に書きますと
インディゴ染めで黒く(暗く)染まった髪を明るく染めることは無理です。
インディゴ染めて暗くなった髪を明るく染める時には、ブリーチを使わないと無理なのですが、ブリーチで髪が傷んだ割には思ったような明るさにならないことが多いと思います。
もう1つ
インディゴで染めて暗くなった髪をブリーチすると髪が
グリーンになります。
なぜグリーンになるのか?
答えは簡単です。
インディゴ染めで暗く(黒く)なった髪は、グリーンが何度も重なって暗く(黒く)なったためです。
画用紙にグリーンを何度も何度も重ねて塗っていくと、重なったところの色は限りなく黒になると思います。
それと同じようなことです。
要は、グリーンが集まって(濃くなって)黒になったんです。
そうして、インディゴ染めで黒くなった髪を明るくするのは
グリーンを重ねて暗くした部分にブリーチでグリーンを溶かすわけですから
下から明るい(薄い)グリーンが出てくるのです。
インディゴ染めをしている髪を明るくしたって
ブラウンにはならずにグリーンになるのはこのためです。
インディゴで染める時には
その後で明るく染め直すことが難しいと知っておくことが大事です。
でも、「インディゴ」が決して悪いわけではありません。
使い方を間違えなければ、「インディゴ」も素晴らしい天然100%ヘナです。
要は、使い方次第ってわけです。
まとめると
「ヘナ」も「インディゴ」も同じ天然100%ヘナです。
ただし
「ヘナ」と「インディゴ」では植物が全く違いますし、染まり方も違います。
インディゴ染めで黒く(暗く)染まった髪を明るく染めることは無理です。
インディゴで染める場合は、その先に明るく染め直す時が来るのかどうかが重要になってきます。
「インディゴ」も素晴らしい天然100%ヘナですから、使い方をよく知って
自分の今後のプランに合っているのか見極めてから使うようにしましょう。