ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
白髪を染めるために使われる「ヘナ」そんなヘナは植物でできています。植物のヘナがなぜ髪を染めることができるのか?知っていますか?
ヘナの成分について
まず最初に
ここで書くヘナは【ハナヘナ】のことで他メーカーのヘナのことは分かりません。
ヘナは100%植物でできていて、ヘナの成分であるナフトキノンの色素が「オレンジ」なんです。
ヘナの成分は大きく2種類に分けられます。
1つは『ローソン(lawsone)』
もう1つは『タンニン酸(tannic acid)』
この2つの成分は髪のタンパク質と結合する性質を持っています。
ローソンもタンニン酸もヘナの葉の部分に多く含まれていて、ハナヘナはこの葉の部分だけを乾燥、裁断して粉末状にしています。
ローソンはヒドロキシル基とナフトキノンからなる学名【2ーヒドロキシー1.4ナフトキノン】と言う呪文みたいな名前がある酸化型赤色色素です。
水には溶けにくく、有機溶剤(有機溶剤とは、炭素・酸素・水素を中心とした、常温で液体の物質のことです。他の特徴としては、特有のにおいをもち、その蒸気は空気よりも重く、有機溶剤の多くは引火性があります。)に溶けやすい性質で、酸化することでより発色をします。
このローソンに含まれる色素「ナフトキノン」の作用で白髪が「オレンジ」に染まるのです。
タンニン酸は色素を持っていませんが、「収れん作用」と言って髪のタンパク質と強く結合する作用があります。
この作用は髪を引き締めて開いたキューティクルを締めてくれる効果があります。
また、タンニン酸はポリフェノールの一種で渋味成分でもあります。
ポリフェノールは、強い殺菌効果も持っています。
ヘナで白髪が染まる理由
髪の主成分は「ケラチン」と言われるタンパク質でできています。
ヘナに含まれる「ローソン」と「タンニン酸」はこのケラチンに絡みつき髪を染めます。
ヘナは低分子で角質浸透し、髪の奥まで入りケラチンと重合し染まるんですよ。
角質浸透ですから髪が太ければよく染まり、細ければ染まりも薄くなります。
染まるものの厚みによって染まり方が変わるんです。
「ヘナで白髪が染まる仕組み」を簡単に書くと
ヘナはローソンが白髪をオレンジに染め、髪のタンパク質と高い結合力を持つタンニン酸がその効果を高めると言うわけ。
わかっていただけましたか?