ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします！
天然１００％ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
ヘナをしているとパーマがかからない！？
都市伝説みたいですけど
これはよく聞く言葉です・・・
なぜヘナをしているとパーマがかからない！ なんて言われるんでしょう
ちょっと考えてみました
ヘナをしているとパーマがかからない理油
たしかにヘナをしているとパーマは【かかりにくい】ことはあります
でも【かからない】とはちょっとニュアンスが違うかも
かからないっていうのは 全くパーマ（毛先の動き）がでないことですよね？
その理由としては
よほど髪が傷んでいるのか？
髪質自体（微シス毛だったり）が元々パーマがかかりにくいのか？
使っているモノ（ヘナ）に問題があるのか？
ヘナがパーマのかかりを阻害している
この４つのような気がします
髪が傷んでいるのか？
ヘナは髪の傷みをごまかすことは１級品です
ヘナが髪の中まで浸透して内側から空洞を埋めることで 髪の傷みがわからなくなるからです
でも忘れないでください
ヘナが髪の中に入って空洞を埋めても 髪と同化してるわけではありません
髪自体が治るってわけではないんです
あくまで 傷みのごまかし ここですからね
傷んだところは切る これしか本当に髪をキレイする手段はないんです
髪自体がかかりにくい？
ヘナをすれば髪はキレイになるんですけど
髪質は変わりません
いくら髪にハリコシがでたって それはヘナが髪の中に詰まっているからで
元々の髪は何も変わらないんです
ヘナをしたからといって細い髪の人が太くはなりませんよね？ それと一緒です
ヘナをすることでキューティクルが整い髪にツヤがでて ハリコしがでて髪がしっかりとする
パーマはすごくかかりそう！なんて思うかもしれませんが
髪の中は何も変わっていません
微シス毛というのは 髪の中身が少ない髪のことです
主に髪が細い人ほどそうだったりします 髪が柔らかい人とかがそうです
微シス毛の人にパーマをかけるのって無茶苦茶難しいんです（僕は）
ヘナをしてなくても パーマはかかりにくいし すぐとれるんです
そういう人は元々パーマをかけようにも パーマ液が作用する部分が少ない 結合が少ないんです
ですからウェーブがキレイに形成されない パーマのリッジがでない カールにならないしすぐ取れるんです
でもヘナをしていると髪がしっかりとするから パーマはかかるかも！と美容師さんも勘違いして
そしてかけてみたら あれ！？ あまりかかってないぞ？ となり
ヘナをしている髪にはパーマはかかりませんね となってしまうんです
ヘナよりも髪の問題ですね
ヘナに問題があるのか？
ヘナに問題がある場合は 何か混ざっている場合！ これです
メーカーによっては白髪へのヘナの染まりをよくするために 化学染料を混ぜているなんてことも聞きます
こういうヘナを使うと 髪にパーマは全くかかりません
こればかりは 見た目では全くわかりませんからどうしようもないんです
ただし 成分表示に酸化鉄や臭素酸Naなどが書いてある場合は注意しましょうね
酸化鉄は発色を高めますが金属アレルギーのリスクがありますし
臭素酸Na（ナトリウム）は酸化剤でヘナの発色を早めますが パーマの２剤と同じ成分でパーマはかからなくなるんです
というか
これらの成分が入っている時点で天然ヘナではないですし 体への影響も考えるとパーマがどうこうではなく使うべきではないですね
ヘナがパーマのかかりを阻害している
ヘナの成分である２ヒドロキシ１．４ナフトキノンは低分子で髪の奥まで浸透します
そして重合することで 髪の内側に詰まっていき 結果髪にハリコシをだしてくれるんです
先ほども書きましたが 髪の傷みの原因の空洞化を埋めることで 髪にハリコシがでるってことです
ただ空洞化を埋める時に 髪は収斂（しゅうれん）しますから それがパーマをかかりにくくする原因にもなるんです
収斂とは『引き締まる』ってことです
ヘナ組織内のポリフェノール成分は、重合体であるタンニンで
赤色酸性酵素であるローソニアが酸化重合してるわけですから
タンパク質中の特定のグルタミン酸残基をカルボキシグルタミン酸に修飾します。
わかりやすく書くと
タンニンというのは収斂作用がありますのでこれがパーマのかかりを阻害してる
原因でもありますが、同時にハリ・コシの作用につながるので
毛髪強化の要因でもあるわけです。
こちらにより詳しく書いてあります
⇩
シャンプーをやめた美容師 ヘナをしている髪はパーマはかかりません
こういう理由でパーマがかかりにくくなっているんです
元々健康毛なのにヘナを繰り返すことで よりしっかりと髪が引き締まっているですよ
裏をかえせばその髪の状態をしっかりと見極めて
健康毛＋ヘナをしている髪 この状態の髪に対してどうパーマをかけるのかを考えればいいということなんです
最後に
一言で『ヘナをしているとパーマがかからない』
と言っても その原因はさまざまです
しっかりと髪の状態を見て 触って そして判断することが
ヘナをしていてもパーマをかけれる 最善の方法だと思います
そして忘れてはダメなのが
ヘナは必ずハナヘナであること
カンザキが
本物の天然１００％ヘナであると自信をもって言えるのはハナヘナだけですから〜
他メーカーのヘナは使ったこともないですから いい加減な事も言えないんですよ〜
