ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
ケミカルヘナと天然100%ヘナの違いってわかっていますか?同じ「ヘナ」だと思っている人もまだまだいるみたいなので、簡単に説明しておきますね。
【ケミカルヘナ】と【天然100%ヘナ】の違い わかっていますか?
先日、新規のお客さまが来られたときのカウンセリングで
以前の美容室ではケミカルヘナで染めていました。
美容師さんからもこれはケミカルヘナだと説明をしていただき、「天然100%ヘナよりも染まりが良いのでオススメですよ」と言われていました。
白髪もしっかりと染まって良かったんですけど、髪が細くなってきて傷みも気になったので「天然100%ヘナ」はどんな感じか知りたくて来てみました。
こんな風に言われたんです。
以前の美容室ではちゃんと「ケミカルヘナ」だと説明して染めていたみたいで、そこは共感が持てるのですが・・・
なんか話し方のニュアンスが「ケミカルヘナは天然100%ヘナよりもしっかりと染まるヘナ」みたいなんですが・・・
それは間違っています!
ケミカルヘナと天然100%ヘナは全く違います!
髪を染めるモノには「ヘアカラー」と「ヘナ」の2種類しかないとしたら
ケミカルヘナはどちらかというとヘアカラーです!
これにはご新規様も驚いていました。
そこから「染まり方の違い」や「発色」などを説明して施術させていただいたんですけど、
まだまだ知らない人が多いな〜と思ったんです。
ケミカルヘナとは
ケミカルヘナとは、天然の植物(ヘナ)に化学染料や人工色素を配合して染まりを良くしたヘナのことです。
なぜ、天然のヘナの化学染料を混ぜるのか?と言うと
それは「誰でも簡単に染まるようにするため」です。
ケミカルヘナ、香草カラー、和漢などの化学染料の混ざったヘナは、1剤と水の混ぜる割合が決まっていて、放置時間も決まっています。
*天然100%ヘナでは特に決まっていません お客さまの髪質によって変えたりします
ケミカルヘナでは、短時間で茶色や黒色に白髪が染まります。
これは天然100%ヘナでは難しいこと。
おそらく、天然100%ヘナを使った人から「染まらない」「時間がかかる」などのクレームが発生し
・より使いやすく
・より簡単に
・よりしっかりと誰がしても染まる
そんなヘナを作り出すために【ケミカルヘナ】ができたってわけだと思います。
そんな簡単に誰でも染まるケミカルヘナには、酸化染料の【パラフェニレンジアミン】が含まれています。
ジアミンはたとえ1%でも含まれていれば、ジアミンアレルギーの症状が出ます。
ヘアカラーでかぶれたことのある人は、絶対に使ってはいけません!
どんなに少量でもジアミンが含まれているケミカルヘナは、天然100%ヘナとは全く違うモノなのです。
ケミカルヘナで染めるなら、ヘアカラーで染めても同じだと思うんですよ。
ヘアカラーなら「色味」も「明るさ」も選べますからより「染まり」や「髪色」を楽しめるんですけどね。
最後に
元々、天然100%ヘナは人の髪を染めるために自生していたわけではありませんよね。
人がヘナの性質を知り、「髪が染まる」ことを知り、利用しているだけなんです。
ヘナの恩恵を人が受けているわけですから
人が勝手にヘナの成分を変えて
人の都合に合わせるようにしてはいけないと思うんですよ。
天然100%ヘナを使う場合は「人が草(ヘナ)に合わせる」
この大原則が大事だと思いますよ。