ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
自宅で自分でヘナ染めされている方からこんな質問が・・・「自分でヘナ染めしても染まりません!染まりがとても悪いんです。どうしたらいいですか?」こんな質問にお答えしたいと思います。
髪は素髪になっているか?シャンプー、トリートメントでコーティングしてないか?
「天然100%ヘナ」とは、ここでは【ハナヘナ】でお話をさせていただきます。
ヘアカカラーにはアルカリ剤や脱色剤などの化学染料が使われています。
でも、植物でできている天然100%ヘナは全くそんな化学染料は入っておりません。
ということは・・・
髪が何かでコーティング(皮膜)されていれば、染まりは悪くなってしまうんです。
そのためには普段使っているシャンプー&トリートメントも気をつけなければいけません。
今のシャンプー&トリートメントには皮膜成分がふんだんに入っています。
それらの成分が髪の手触りやツヤを出しているわけです。
髪がキレイになったわけではなく、髪をキレイに見せるために入っている成分が髪をコーティングするためにヘナの染まりを邪魔しているんです。
天然100%ヘナで髪を染めようと思うなら
まずは、普段から使うシャンプー&トリートメントを見直してください。
高温のお湯でヘナを溶いていないか
次にヘナを準備する時にはヘナ粉を水で溶きますよね。
この時にお湯を使うこともあると思うのですが、高温のお湯を使っていませんか?
中にはポットから直接ヘナにお湯をジャーっと入れて溶く人もいるみたいです。
そんなことをすれば、ヘナで髪が染まるわけないじゃありませんか!
先ほども書きましたが、天然100%ヘナは植物でできています。
庭の植物にポットのお湯をかけますか?
そんなことをしたら、大事な植物は枯れてしまいませんか?
ヘナも同じです。
高温のお湯でヘナの成分は壊れてしまい、染まらなくなるんです。
お湯は使ってもいですが、ハナヘナでは40℃までの温度を推奨しています。
熱すぎる熱湯はやめましょう。
タップりしっかりヘナを塗っていますか?
ヘナ染めはヘアカラーと違い、化学染料で染めているわけではありません。
ですから、キレイに染めようと思ったら塗布量が大事になってきます。
ヘナはたっぷりと髪が隠れるくらいに塗ってください。
髪の毛1本1本が空気に触れないくらいヘナで包み込むように塗布することで、しっかりとヘナの色素が髪に浸透できるんです。
ケチらずにしっかりとたっぷりと塗ってください。
ショートヘアでヘナの量は50gが目安です。
ヘナを塗るときは手早く塗る 髪は乾いていませんか?
ヘナを自分で塗る時に丁寧に時間をかけて塗る人がいます。
でも、それってかえって染まりを悪くしていることになったりします。
ヘナは乾いてしまったら、染まらなくなります。
ヘナが乾く前にしっかりと塗ることが大事です。
時間をかけて手寧に塗ることも大事ですが、できるだけ早く塗って放置時間を長く置く。
これがキレイにヘナ染めをするコツですよ。
最後に
天然100%ヘナは、植物100%ということです。
植物で髪を染めるので、ヘアカラーと違いある程度はヘナに人が合わす必要があります。
『自然の恩恵を受けて髪を染める』
これが天然100%ヘナを使うことなんです。
人には合わせてくれない天然100%ヘナですから、上手に使うなら人から合わせましょう。