ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
ありがたいことに僕のブログを読んでヘナをしに来ていただくお客さまがたくさんいます。でも中にはヘナをしに来たけど僕にオススメされないこともあるんです。
ブログを読んでヘナで染めにきたお客さま
ブログを読んで僕のところにヘナ染めをしたくて来られたお客さまにヘナをオススメしないって
おかしいですよね?
でも本当にオススメしないこともあります。
それは何故か?
それは
お客さまにとって最適な施術がはたしてヘナで良いのかな?って思った時です。
ヘナって髪や頭皮にとってとてもいいモノなんですけど
デメリットもあります。
それは【色味や明るさ】
お客さまによっては【色味や明るさ】のことまでは考えていない場合もあるんです。
ヘナは植物だから髪に良いんですよね。
ダメージレスで頭皮にも優しいんですよね。
こんな『髪に良さそう』というイメージ(良さそうと言うか良いんですけど)で
来られるお客さまもいるんです。
だがしかし!
【色や明るさ】の話は別です。
ヘナで【色と明るさ】ってとっても難しいんです。
先日もヘナをしたいというお客さまが来られたのですが
ヘナ染めにとても興味があって
髪が傷んできたからダメージをしないようにヘナで染めたいんです。
でも色がオレンジはイヤなんです。
できたらオレンジではなくブラウンに染めたいんです。
白髪も気になるからしっかりと染めたいですけど、髪は明るいままがいいんですけどできますか?
一番優先したいことは何ですか?
白髪を染めたい?
髪の明るさ?
髪のダメージのケア?
一番は髪の明るさですね。
白髪は気になるけど、まだ顔周りに少しあるくらいですから伸びて来たら目立って気になる程度です。
毛先はダメージしてパサついているは気になりますが
それよりも髪色が暗くなるのはイヤで今の明るさをキープするか、もう少し明るくしたいです。
髪の傷みなどはそれほど気にしませんか?
傷みは少しは気になるけど
それよりも髪色は明るいままが良いです。
髪のダメージをあまり気にせずに、
優先順位1番の髪の明るさを考えるなら
ヘナはオススメできないですね。
ヘアカラーで染める方が良いですよ。
カウンセリングでこんな会話になり
色々と説明した結果
僕はヘナで白髪を染めることはオススメせずに
白髪はリタッチのヘアカラー
毛先はハナヘナのトリートメントをオススメしました。
僕がヘナをオススメしなかった理由
お客さまとお話させていただいて
結局、白髪はヘアカラーで染めることになったのには理由があります。
それは、
1・白髪がオレンジに染まるのはイヤということ。
2・白髪はしっかりと染めたいけど髪色は明るいままがいいということ。
3・髪のダメージはそれほど気にしないということ。
この3点です。
今回のお客さまは、まだ白髪の量も少なくてお顔周りにあるくらい。
本当ならハナヘナのナチュラルで染めればいいくらいなんですが
「白髪がオレンジはイヤ」と聞いています。
白髪のオレンジを避けるなら
2回染めでブラウンにしたらいいのかと思うかもしれませんが
地毛(黒髪)の割合が多いのでヘナでブラウンに染めると根元は暗いままです。
ヘナには髪を明るくする力はありませんからね。
白髪が多ければ多いほど明るいブラウンに染めることもできるんですけど
今回のお客さまでは無理なんです。
・白髪はオレンジはイヤ
・髪色は明るいままがいい
これではヘナをオススメすることはできなかったんですよ。
髪のダメージの優先順位は3番目でしたから
それなら
髪の明るさをキープできて、オレンジに染まらないヘアカラーでリタッチで根元の白髪を染めて
パサついて退色している毛先はハナヘナのトリートメントをおすすめする。
これが一番お客さまのご希望にそった僕からの提案でした。
最後に
ヘナには地毛(黒髪)を明るくする力はありません。
ですから地毛が伸びてきた部分(黒髪)を明るく染めることはできないんです。
ヘナで黒髪を明るくできたら良いのにな〜ていつも思ってしまいます。
そしてヘナはオレンジの色素しかありませんから白髪はオレンジに染まります。
オレンジがイヤな場合は2回染めという方法もあります。
2回染めをすれば白髪はオレンジからブラウンになりますが
黒髪もブラウンに染まるので暗いままに染まってしまいます。
これでは根元の伸びた部分の黒髪(プリン状態)は変わらないんですよ。
ヘナはしたい
でも髪色の明るさをキープしたい
そんな場合は根元はヘアカラーでリタッチして
毛先のダメージ部分にヘナのトリートメントがおすすめです。
ヘナはとても優秀なモノですが
なんでもできるわけではありませんから
ご希望にそった形でご提案させていただきますね。