ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
最近はヘナをしてても髪色を明るくしたい!と言う方からのお問い合わせが増えています。そんな方に説明しておきたいことがあります。
ヘナをしてても髪色を明るくしたい方へ
まず第一にこれはとても重要なことなんですけど
僕がこのブログに書いているのは
ハナヘナをしている方が対象だと言うこと。
他メーカーのヘナではどうなるのかは
やってみないとわかりません。
すみませんが扱ったことがないのでどうにもできないです。
そしてもう1つ!
インディゴで染めている方は
髪色を明るくできません!
ハナヘナで言えば
ハーバルブラウン
マホガニーブラウン
インディゴ
この3種類を使って染め続けている方の場合。
基本的に髪色は明るくならない!と
思ってください。
ですから
髪色を明るくしたい場合は
ハナヘナのナチュラルだけを使っている方になります。
ハナヘナのナチュラルの成分は
ヘンナ葉だけです。
他メーカーではヘンナ葉以外にも
色んなハーブが混ざっていたりします。
その中にインディゴも混ざっているモノもあります。
これでは髪色を明るくできるかどうかは
実際に髪の状態を見て触って
カラーテストをして
判断するしかないんです。
白髪の量によって見え方は違います
1回で全体を明るくできると思っている方もいるみたいですから
あえて書いておきます。
僕のブログで
ヘナをしてても髪色を明るくしている人の
写真がよく出ています。
こんな色にしたい
こんな明るさにしたい
そんなご希望もよく聞きますが
正直に言って
同じにはなりません!
全てのお客さまは
髪質も太さも白髪の量も違います。
全く同じ施術をしても
結果は様々です。
例えば
ハナヘナのナチュラルだけで染めている人が2人いるとします。
1人の白髪の量は50%
1人は10%
この状態だと
50%の人の方が10%の人に比べて
元々の髪色は明るく見えます。
ナチュラルは白髪がオレンジに染まりますから
白髪が多いほどオレンジに染まる量も増えるからです。
逆に10%しか白髪がない人だと
黒髪もオレンジに染まることで
より暗く見えているかもしれません。
あとは髪の太さでも違ってきます。
細い人はより明るく見え
太い人は暗く見えます。
これは光の透過率も違いますし
太い髪の人の方が多くヘナが髪の中に入ることで
濃く染まるからです。
1回では思っているほど明るくならない
ヘナをしている髪を明るくする場合は
ホイルを使いヘアカラー剤で明るい髪を作っていきます。
こういう写真の状態ですね。
この時のアルミの中の髪は
こんな状態になっています。
わかりますか?
5本の髪を明るくしている状態だと思ってください。
根元から毛先まで明るくしているのですが
ようは
この本数を多くすれば多くするほど
髪色は明るくなります。
これは10本。
これは15本。
どうです?本数が増えれば明るくなりますね。
でも!
頭の大きさや髪の量によって
増やせる本数には限界があります。
ですから
「1回では思ったほど明るくないな〜」
ってこともあるんです。
じゃあどうするのか?
と言うと
次にまた施術させていただくんです。
1回目では5本でも
2回目には重なるところは10本になります。
髪が伸びた分
根元は5本のままですが
毛先は10本になっています。
これで毛先は15本になりました。
髪は伸びる分
少しづつですが【ズレ】が出てきます。
このズレがいい感じのグラデーションになるんです。
根元は少し明るいくらいで
毛先にかけてだんだん明るくなっている。
これがグラデーションです。
このグラデーションが
髪色がキレイに見える秘訣なんです。
ですから
1回では暗いかな〜と思っても
2回 3回と続けて行くとだんだんと髪色は明るくなっていきます。
こちらの方も根元よりも毛先にかけて
明るくなっています。
髪が長ければさらにその効果が出ます。
まとめ
ヘナをしていて髪色を明るくしたい!と
思ったら
まずは何を使っているのか確認しましょう。
インディゴが混ざっていると
明るくできない場合は多いです。
そして1回目よりも2回目3回目と続けることで
だんだんと髪色が
明るくなっていくことも知って欲しいですね。
もし1回目で
できるだけ明るくしたいなら
ダブルカラーしかないです。
1回染めて流して
また染め直す。
こうすれば一気に明るい毛束が増えますから
髪色は明るくなります。
最初から10本にするという事です。
ただ時間も料金もそれなりにかかります。
ヘナをしているけど
髪色も明るくしたい!
そう思った方。
参考にしてくださいね。