ヘアカラーで暗く染まった髪色はヘナでは明るくできません

暗く染まった髪にヘナをしたい。髪色が暗い色でも明るい色でもある程度はヘナで対応できますが、暗い髪を明るくすることはヘナでは無理です。そんな時はこうするんです。

ヘナではヘアカラーで暗く染まった髪を明るくはできない

初めて来られた時は
デジタルパーマの失敗で毛先がチリチリになっていたお客さま。

そこから少しづつカットを繰り返して
ようやく少し毛先はキレイになりました。

初めてのご来店の時は
毛先がチリチリになってしまっていたので

色々と検索されて
僕のブログにたどりついてご来店していただいたんです。

その時はハナヘナでダメージケアをしたんですけど

白髪の量が多いお客さまで
１月毎に白髪染めをされる。

で

髪は明るくしっかりと染めたい。

こういうご希望だったんです。

そうなると正直

ヘナ染めでの対応では難しい・・・

しっかりと白髪を染めならが
なおかつ明るく染める。

これはもうヘアカラーの出番です。

ハナヘナは天然植物１００％です。

植物ですから暗い髪を明るくすることはできません。

明るくする【力】がないんです。

髪色を明るくできるのはヘアカラー

髪を明るくするには酸化染料が必要です。

メラニン色素を壊さないと
髪は明るくなりません。

メラニン色素を植物では壊せないんです。

そしてもう１つ

もうすでに暗く染まってしまっている部分の髪色。

ここもハナヘナでは明るくできません。

明るくできない理由は先ほど書いた理由と同じで

すでに染まった色を壊す力はヘナにはないからです。

例えば

すでに暗く染まっている髪の場合。

その髪に白髪染めをするのにハナヘナでしていく時は

毛先の色に合わせて調合して暗くすることはできます。

でも

全体に明るくしていきたい時は

まずヘアカラーで暗く染まっている部分を明るくして

その明るくなった髪色に合わせるように

ヘナを調合して白髪を染める必要があります。

ヘナで白髪を染める場合には
このように

【白髪の染まり】と【髪色の明るさ】を
分けて考えないといけないんです。

暗いままならヘナでも問題ありません。

また
明るいままでもヘナは問題ありません。

暗い髪を明るくしたい時に
問題が出るんです。

ヘアカラーで髪色を明るく白髪を染める

そんな理由で
ヘアカラーの出番です。

髪の傷みを最小限に抑えるように
少しづつ全体の髪色を明るくしました。

全体も短くして
今ではデジタルパーマの傷みもほとんどありません。

ここまで全体が明るくなったら

ヘアカラーをやめて

ハナヘナで白髪染めしても問題ありません。

ハナヘナは白髪が多ければ多いほど
髪を明るく染めれますから
調合してするだけです。

毛先のチリチリした部分もカットして減りましたし

髪色も明るくなりましたから

次はハナヘナで髪自体をキレイにしていくことを
考えてもいいですね。

まとめ

天然１００％ヘナでは

髪色を明るくすることはできません。

すでに暗く染まっている髪色も
明るくすることはできません。

ヘナをしたい

でも髪色は明るい方がいい

そういう時は

一度ヘアカラーで髪色を明るくして

それからヘナをするかどうか考える。

こんな風に
分けて考えてください。

ハナヘナは植物ですから

何でもできる訳ではなく

できること

できないことがあるんですよ〜。