ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
パーマをかけてから数ヶ月経つとだんだんパーマはダレてゆるくなってしまいます。これは防げないこと。だんだんパーマが取れますしね。でも・・・ハナヘナをすると・・・パーマが長持ちするんです。
数ヶ月前のパーマがハナヘナをすると戻る
パーマをかけてから数ヶ月経ったお客さま。
今回は根元の白髪はリタッチカラーで
毛先はハナヘナのトリートメント。
特にパーマをかけ直している訳でもありませんが
仕上がりはこちら
パーマをかけたみたいです♪
ご来店された時が嘘みたい。
「まだまだパーマありますね。」
とお伝えしました。
パーマも頻繁にかけると
髪は当然
傷みますから
できる限り間隔を開けた方がいいですからね。
毛先にハナヘナをすると
退色した色味の補正をしながら
髪の中身を補強し
パーマを少し戻す(ウェーブがでる)
こんな効果があるんですが
それはこんな理由です。
ハナヘナするとパーマがでる理由
天然100%ヘナのハナヘナには
収斂作用があります。
『収斂(しゅうれん)』と読みます。
この収斂について説明すると
『髪を引き締める』ってことです。
ヘアカラーやパーマなどで傷んだ髪は
アルカリ性に傾いて
膨張しています。
髪の中にはたくさんの繊維があり
その繊維が傷むことで
ゆるくなってしまう=膨らむんです
こんな状態。
こうなってしまうと
すぐに水分を含んで髪は乾きにくくなり
ハリコシもない状態に・・・
そんな状態をハナヘナをすることで
弱酸性に傾けて引き締めてくれる!
こんな風に。
この引き締まった状態が
『収斂』なんです。
収斂することで髪にハリコシが出る。
収斂することでダレていたパーマが
「ギュッ』と戻り長持ちするんです。
この引き締まる状態になると
髪はギシギシします。
手触りが悪くなったように感じるのですが
乾くとサラサラになります。
そして収斂している状態の髪に
適量の油分をまとった髪の状態を
『疎水(そすい)』と言うんです。
弱酸性になり収斂して引き締まり
さらに油分をまとっているので
髪は水分をはじきます!
まるで子供の髪のように!
本来
健康な髪は水分をはじくんですよ。
そんな髪の状態に戻してくれる
ハナヘナなのです。
まとめ
パーマをかけた髪にハナヘナをすることで
アルカリ性に傾いてゆるく膨潤した髪を
弱酸性に戻してギュッと引き締めてくれる。
収斂することで
ゆるくなっていたパーマが長持ちするんです!
少しでもパーマが長持ちすれば
パーマをかける回数も減って
結果髪のダメージは減ります。
これが本当の意味での髪のダメージケア!
だと思うんですけど。
ハナヘナってそんなこともできるんです。