ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします！
天然１００％ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
昨日は【ハナヘナするとなぜ髪にツヤが出るのか？】について、ヘナの効果を書きました。ヘナってこんな事をしているんだとわかってもらえたと思います。ではその効果で何故髪にツヤが出るのかの理由を書きますね。
ハナヘナの【収れん】【疎水】効果
昨日の最後に書いた【収れん】と【疎水】について
昨日の記事をまだ読んでいない方は、こちらを先に読んでください。
ハナヘナをすると
傷んで膨潤した髪を収れんして引き締めて
油分をまとうことで疎水化するんでよ。
そして忘れてはいけないのは
髪のツヤはただの光の反射
だということ。
キューティクルさえ整っていれば
髪が傷んでいてもツヤは出るんです。
ただ普通は
髪が傷んでいればキューティクルは整っていないんですけどね。
例えば
アイロンの熱をいれた髪はキューティクルが整えられたり
システムトリートメントをすれば皮膜コーティングでキューティクルを覆ったりできるんです。
その結果
実際の髪は傷んでいるとしても
見た目はキレイにしてツヤは出るんですよ。
この２つがハナヘナをした髪でとても大事なことなんです。
ハナヘナすると髪にツヤが出る理由
傷んでいる髪にハナヘナをすると
まず
ヘナの成分であるタンニンの効果で
アルカリに傾いて親水性になっている髪は収れんされます。
引き締まることでキューティクルは締まり面が整って
油分が乗りやすい（つきやすい）状態になります。
そうすると少しの油分でも均一にキレイに髪を覆うことができるんです。
この時にシリコン入りの重い油分を付けたりすると必要以上に髪につき、質感が重くなったりします。
ですからハナヘナをした髪にはノンシリコンの軽い油分が合っているんです。
コレね。
こうしてキューティクルが閉じて面が整い
薄く油分の膜を張っている状態の髪。
コレって
光の反射がキレイにできると思いません？
キューティクルが整っている時点で、光は乱反射はしないですよね？
そこに油分が薄く乗っている訳ですから、光の反射がキレイにできて当たり前なんです。
つまり
ハナヘナをすると髪にツヤは出るんです。
出るようになっているんです。
システムトリートメントのような髪をコーティングすることで
見た目を整えて、髪のツヤを無理やり出しているのではなく
ハナヘナをすること自体が
髪にとって意味のあることなんです。
ただし欠点もあります。
それは
１回では効果はでないということ。
植物の力を借りていますから即効性はありません。
そして
ツルツルサラサラの質感にはならないということ。
髪が傷み過ぎている人がハナヘナをすることで、かえって質感や手触りが悪くなったりします。
でも続けることで髪質は改善されますけどね。
まとめ
ハナヘナをすると何故髪にツヤが出るのか？
その理由は
『ハナヘナをすることが髪にツヤがでるようになっているんです』
ってことです。
ハナヘナを髪に塗ることで
収れんと疎水化され
光の反射がキレイにできる環境が髪にできる
その結果
『髪にツヤが出る』
ただそれだけのことなんですよ。
いや〜自然の植物って良くできていますね〜。
この良くできている部分の力を
ちょっとお借りするのがハナヘナなんです。
ですから
『草（ヘナ）に人が合わせる』となるんですね♪
