ヘアマニキュアしている髪にハナヘナでトリートメントってどうなの?

神戸市垂水区にある美容室ARCHE(アルシュ)
ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。

ヘアカラーよりも髪を傷めない”ヘアマニキュア” 確かに同じ髪を染める染料ですが全く違うものです。ヘアマニキュアで髪を傷めずに染めて、さらにハナヘナで髪のケアをするってどうなんでしょう?

目次

ヘアマニキュアは髪を傷めないって本当?

ヘアマニキュアは髪を傷めない。

ヘアマニキュアしたら髪にツヤがでる。

ヘアマニキュアしたら髪にハリコシがでる。

約20年前ほど前の僕がアシスタントの頃はこんな説明を先輩から聞いて

そのままお客さまに説明をして施術をしていました。

今でも年配のお客さまの中には

【ヘアマニキュアは髪を傷めない】

と信じている人は多いと思います。

でも

それは間違い!

ヘアマニキュアは髪を傷めます。

だたし

ヘアカラーに比べれば髪の傷みは少ないかもしれない

ただそれだけで

ヘアマニキュアも髪を傷めるんです。

ヘアカラーは髪の中まで浸透して、メラニンを壊して髪色を明るくし

染料で色を染めます。

ヘアマニキュアは髪の表面、キューティクルまでしか染まりません。

ここが大きく違うところ。

髪の奥まで浸透しない=髪は傷まない

ではないんです。

詳しくはこちらの記事に書いています。

まだヘアマニキュアは傷まないって思っています?

ヘアマニキュアはイオン吸着により髪の表面(キューティクル)を覆っているんです。

つまり

コーティング被膜です。

白髪染めとしてヘアマニキュアをされている方は髪がパサパサしています。

それはヘアマニキュアの皮膜コーティングでキューティクルの水分調整がうまくできなくなったためなんです。

ヘアマニキュアも髪を傷めるってわかってもらえましたか?

ヘアマニキュアをしている髪にハナヘナでトリートメント

では

ヘアマニキュアで傷んでしまった髪にハナヘナでトリートメントすればどうなんでしょう?

僕の答えは

NO!です。

白髪が生えてきた根元部分をヘアマニキュアで染めて

中間から毛先部分はハナヘナでトリートメントをする。

聞くだけだと

髪のダメージも少なく白髪も染まって

さらに毛先のケアもできて良さそうに思いますが・・・

ハナヘナを毛先にする意味が・・・

あまりない・・・

と思います。

先ほども書きましたが

ヘアマニキュアはコーティングです。

髪を被膜で覆うことで色が染まっているんです。

ハナヘナをキレイに染めるには

髪の被膜を取ることが大切ですよね。

余分なモノが髪に付いていたら染まりが悪くなるのが

植物100%ヘナのハナヘナ。

つまり

ヘアマニキュアでコーティングされている髪には

『ハナヘナは浸透しにくい』と思うんですよ。

毎回伸びた根元部分をヘアマニキュアで染めているのなら

そのヘアマニキュアが毛先まで染まっています。

毛先まで被膜で覆われているんです。

そんな毛先にハナヘナをしても

浸透が悪く、しっかりとは中まで入っていけないのでは・・・

と僕は思うんですよ。

同じハナヘナをするなら

新しく伸びた根元部分!

こちらの方がしっかりと浸透しますからね。

根元部分からハナヘナで染めていって

髪を徐々にキレイにしていく。

根元をハナヘナで染めながら

傷んでパサついている毛先を切っていく。

この方がハナヘナをするが意味あると思うんですよ。

まとめ

ヘアマニキュアしている髪にハナヘナでトリートメントってどうなのか?

僕の答えは

どうなんだろう?って感じです。

ヘアマニキュアは髪を被膜コーティングすることで染まります。

ハナヘナが染まるには被膜コーティングはない方がいいです。

せっかくハナヘナで髪のケアを考えているのなら

根元をハナヘナで染めて毛先はカットする。

これが一番かな~と思います。




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