ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
こんにちは、神戸で美容師をしていますカンザキと言います。
僕は、2023年の4月10日に肩腱盤断裂で肩の手術をしました。
まぁ今でやっと手術から1ヵ月と11日経った状態です。
41日経った状態で言うと、腕はまだまだ上がらないです。
上がらないというか
腕を上げた状態を維持できない状態です。
腕が上がらないので思うような仕事ができない。
そんな状態です。
僕の場合は、MRI検査をしたのが1月で
そこから担当医の日程やお客様の予約状況などから
手術をしたのが4月になりました。
この間の3カ月間、仕事がんばってたんですけども
結果から言うと
これがまずかった…
MRI検査をして、すぐに入院手術をしていれば、もう少し術後も変わっていたかもしれません。
でも実際にはMRI検査をしてかっら3ヶ月間仕事を続けていたので
4月になっていざ手術をしてみると
「肩の中は結構大変なことになっていた」
と後から担当医に後から言われました。
予定よりも、手術時間は長くなり、
肩の腱だけでなく、肩周りの骨を支える軟骨(関節唇(かんせつしん))も破れた関節唇断裂にもなっていたそうです。
関節唇は肩関節が前後、上下にぶれないように支える働きをしており、通常骨にしっかりと付着していますが、肩を使いすぎたり、肩にけがをしてはがれることがあります。これが関節唇断裂です。
保存療法で症状が改善されないような場合、手術をしてはがれた関節唇を縫合する手術をします。
これを「関節唇断裂修復術」といいます。
見た目からは肩の中は見えないので、どうしようもないんですけど
お客様にご迷惑をかけないようにと無理をして仕事をしていたのが
後になって思うように仕事ができず
結果、お客様に大変なご迷惑をかけるようになってしまっています。
理学療法士の先生からも、「腕がある程度上がるようになるにはもう少し時間がかかる」だろうと言われています。
腕が上がるようになるには、【時間】と【休養】と【リハビリ】が大事らしいです。
美容師と言う仕事は手を使う仕事です。
そして、思ってる以上に手を上げた状態で仕事をしています。
今は日常生活だけなら、右手でお箸以上に重い物を持たなければある程度大丈夫です。
でも、いざ仕事をするとなると
「この角度はいけるけど、この角度は無理」とか
手の微妙な角度が痛かったり
脇を開けるような角度は無理とか
できないことが多くて
周りのスタッフに助けられている状態です。
1日に1〜2人、カットだけするのが今の精一杯です。
お客様のお流しやシャンプーは全くできないです。
思うように腕が動かない
右手に力が入らない
右腕を上げると痛い
からです。
ヘアカラーやパーマは、バックならちょっとはできるかな?って状態。
でもトップなどは腕が上がらないので塗れないんです。
パーマなんてとても巻けない。
そんな状態です。
(バックのヘアカラーを塗ってても肩は痛い状態ですから・・・)
縮毛矯正などはアイロンを手に持ってスライス幅を薄くとっていくので、時間がかかるんですけど
その時間がかかっている間、腕を上げ続けることができません。
ですから、今は縮毛矯正のお客様はお断りしています。
できる仕事がとても限られた中でお客様に対応させていただいている。
そんな状態です。
もし、僕と同じように肩腱盤断裂になり肩が痛くて悩んでいる美容師さんがいるのなら、
まずはすぐに病院に行くこと。
そして、MRI検査をする。
そしてできるだけ早く入院手術をする。
これが1番早く治る近道だと思います。
僕の知り合いで開業していた理容師さんが肩腱板断裂を放置し、そのままで仕事を続けていた結果、慢性的な肩の痛みから仕事が無理になりお店を辞めて、今は理容師をやめて全く違う仕事をしている人もいます。
今はマンツーマンで仕事をしている美容師さんも多いです。
個人経営で1人で営業されている美容師さんも多くいます。
そんな方だと手術となれば、お店を閉める事になると思います。
それは中々難しい判断だと思います。
でも、1日でも早く手術をしておかないと
術後の治りが遅くなり、
ずるずると長引いて
結果的にいつまでも仕事ができないと言うふうになります。
周りで手伝ってくれるスタッフがいるならいいのですが
1人営業なら確実に無理で
2ヶ月、場合によっては3ヶ月はお店を休むと思います。
今無理をすると
今度は治療に時間がかかったり
治りが悪かったり
最悪の場合は再断裂&再手術
てこともあり得るらしいです。
僕たち美容師はとにかく手を使う仕事で
手が命です。
肩を痛めてしまって腕が上がらなくなったら何もできないです。
お客様にも迷惑をかけていますし
周りのスタッフにも迷惑をかけていることを痛感しながら
僕は毎日を過ごしています。
こーゆー思いを1人でもしないで済むようにして欲しい。
美容師に限らず、手を使う仕事
手を挙げてする仕事。
そういう方たちは本当に気をつけてほしいです。
事務のような仕事なら腕を上げることがないので問題なくできます。
でも腕を上げて
腕を上げた状態をキープしながらするような仕事には、肩腱板断裂は思っている以上にとても大変なんです。
当たり前にできていた事が
できなくなるのはとても辛いです。
仕事を休むのには勇気が要りますが、
ぜひ後々のことも考えて
休むようにしてください。
美容師人生がこの先長いのならなおさらです。
肩腱盤断裂手術を考えている。
肩が痛くて悩んでいる。
そんな美容師さんに少しでも役に立てばと思い、今日のブログを書いています。
僕と同じ思いをするような人が1人も出ないように願っています。