ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします！
天然１００％ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
明日はいよいよ成人式ですね。
２０歳になる方にとっても
ご両親やご祖父母の方達にとっても
とてもとても大事な日ですから
去年から準備を始めて
いよいよ当日を迎えます！
やっと明日か〜
って感じです。
明日の神戸市の天気予報は晴れ
気温は１１度みたいですから
良かった〜と安心しています！
美容師がお客さまのために使うものは全て大切な道具です
１年前から成人式のアップを教えているんですが
僕はアップの練習をするたびに思うことがあります。
それは
これ
アップで使うピンです。
このアップで使うピンが
練習の後によく落ちている。
広いフロアに１〜２本落ちているだけですから
パッと見ただけでは
どこに落ちているかわからないくらいです。
でも落ちていることがある。
この１本のピンの値段は
たぶん１円もしないです。
でもお客さまをキレイにするためには必要な
大切な道具です。
大げさかもしれませんが
ハサミと同じくらい大切な道具だと
僕は思っています。
ですから１本くらいいいや
値段も安いし
なんて考えは絶対に許せません。
落ちているピンでわかる２つの姿勢
そしてもう１つ
この１本落ちているピンに気づけない
ということがダメだと思うんです。
それには２つ理由があります。
１つ目は
美容室ってキレイになるために来る場所です。
そこに１本ピンが落ちている。
先ほども書きましたが
僕にとってはハサミと同じくらい大事な道具ですから
例えば
レストランに行って
フロアにフォークやナイフが落ちたままなのと
同じことです。
これはモノの大きさではありません。
お客さまを迎える姿勢の問題です。
キレイになりに来る場所に
美味しいものを食べに来る場所に
お客さまのための大切な道具が落ちたままのお店って
信用できるのか？
信頼できるのか？
ここだと思います。
僕なら
そんなお店にはもう行きません。
練習をした後は
自分の周りを必ず一度しっかりと確認をする。
普段から
たったこれだけの行動をできるかどうかだけで
仕事の時も
次にくるお客さまを迎える準備が自然にできるようになるんです。
そしてもう１つ
僕たち美容師は髪の毛を扱う仕事です。
髪１本の太さって知っていますか？
日本人の髪の毛の太さは「0.05～0.15mm」。
平均的な日本人の髪の太さは約0.08mmです。
そんな太さの髪を扱っている美容師。
何が言いたいかわかりましたか？
そんな繊細な仕事をしているんですから
落ちてるピン１本に気づけなくてどうする！
ここです。
美容師ならそういった細かな
こだわりを持った仕事をしてほしい。
これは性格や
目が良い悪い
気づく気づかないではなく
プロとしての姿勢の問題です。
お客さまをカットした後
これで完璧！と思っても
スタイリングすればどこか
髪の収まりが悪いところがあるかもしれません。
そういうところに気づけるのか？
髪は何十万本と生えているんですから
完璧なんてないんですけど
それでも
施術直後は完璧な仕上がりを目指す姿勢を持つことが
大切だと思うんです。
そのためにはもっと視野を広くもち
細部にまで気をつける習慣を身につけることが
大事だと思っています。
最後に
「たかだかフロアに落ちているピン１本で大げさだよ」
と思うかもしれません。
確かに大げさです。
でも僕はこういう考えで
美容師をもう２０年以上続けてきましたし
間違っているとも思っていません。
全ての行動は
【お客さまのためにできることは何か？】
ここが基準で考えることが一番だと思っています。
明日の成人式は笑顔になってもらうために
頑張ります！
