ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
髪や頭皮のことを考えて「湯シャン」をされる方がいますが、中には「湯シャンをしたら髪が傷んだ」と言われる方もいます。湯シャンで本当に髪が傷むのでしょうか?
湯シャンってなに?
「湯シャン」とは、シャンプーを使わずに髪をシャンプーすること。
シャンプーの成分である界面活性剤の影響を受けずに髪や頭皮を洗って、より健康で美しい髪になろうってことなんです。
髪の汚れの80%は、お湯だけで落ちると言われています。
シャンプー(界面活性剤)を使わないことでのメリットがあるんですよ。
それは
- シャンプー後に改善活性剤などの成分が髪と頭皮に残らない
- 頭皮の皮脂を取らない(取り過ぎない)ので、肌への刺激がない
この2点が大きなメリットです。
ではここから本題。
湯シャンで髪が傷むのか?
先ほども書きましたが、「湯シャン」はシャンプーを使わずにお湯だけでシャンプーすること。
そんなお湯だけで髪が傷むって、あると思いますか?
お湯のp Hは中性ですから、弱酸性の髪からしたらアルカリよりですが
そんなことはおいといても、実際にどうなんでしょう?
湯シャンのやり方間違っていませんか?
湯シャンではシャワーを使って髪を流します。
この時に、しっかりと髪と頭皮を流せていないのが原因では?と思うんですよ。
頭皮からは皮脂がでます。
また、外に出れば空気中のホコリやチリなどが髪に付着します。
皮脂と一緒にひっつけば、より強固に髪に付着するんです。
そんな汚れをお湯だけで落とすんです。
かなりしっかりと流さないと汚れは落ちません!
皮脂もぬるま湯程度の温度だと溶けないで頭皮や髪に残ります。
そうなると・・・
皮脂(油分)がどんどん髪や頭皮に残っていって
髪がベタベタと重くなっていくんです。
油分が残ってしまった髪は
もつれやすく
引っかかり
ベタベタして
乾きにくく
扱いにくい髪になってしまうんです。
湯シャンで乾きにくくなった髪は傷みやすい
油分が通常よりも多い状態になり、髪が乾きにくくなっていたりすると
普通よりもドライヤーの時間が長くなったりします。
また、油分が多い髪は乾きにくいので1箇所にドライヤーの熱を当て続けたりしていませんか?
そうなると、髪は熱によって当然ダメージします。
髪が乾くのに時間がかかると、しんどくなって
髪が半乾きのまま寝てしまうことも!
そうするとキューティクルが浮いて剥がれやすくなり、枝毛の原因になり
寝癖がつく原因にもなります。
湯シャンをすることで、髪に残る油分が多くなり
結果、髪が乾きにくくなるとドライヤーや寝る時などに髪を傷める原因になってしまうんです。
湯シャンで髪を傷まないようにするには?
湯シャンで髪が傷む原因は
- 皮脂や汚れが髪に残ってしまうために髪の油分が多くなり
- 引っかかっやすくなったり
- 乾きにくくなるためドライヤーで乾かし過ぎたり
- 半乾きのままで放置したりする
からです。
そうならないためには
湯シャンは髪をしっかりと流す!
これです。
最低3分は、お湯で流してください。
3分も髪をお湯で流せていますか?
3分って意外に長いですよ〜
このお湯で流す時間が意外に短いことが多いと思います。
シャンプーする時も同じですが、お湯でしっかりと流すことが一番大事なんです。
シャンプーしている人でも
シャンプーで洗っているの時間は長いけど、シャンプーを流す時間は意外に短かったりします。
これでは、せっかく髪から浮いてとれた汚れをしっかりと落とすことはできません。
洗濯でも汚れを落とすには、「すすぎを2回」っていうでしょ。
髪も「すすぎ」がめっちゃ大事なんです。
湯シャンで髪を傷めないようにしたいなら
すすぎの時間を長くしっかりとする
これが大事なんですよ。