シャンプーを使わない「湯シャン」に興味があります どう始めたらいいんでしょうか?

湯シャン
神戸市垂水区にある美容室ARCHE(アルシュ)
ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。

シャン、ノープー、お湯シャンなどなど言い方は様々な「湯シャン」 シャンプーを使わずにシャンプーするってことなんですけれど、始めたいけれどどうしたらいいですか?と質問させれたのでお答えします。

目次

湯シャンってなに?

湯シャンっていうのは、お湯だけで髪をシャンプーすることです。

つまり、合成シャンプーを使わずにシャンプーをすることです。

言ってしまえば【脱洗剤】ってやつです。

そもそもシャンプーは髪についた汚れを取るモノ。

それ以上でもそれ以下でもないと思っています。

ですから、シャンプーで髪の質感が変わってもそれは一時的なことで、シャンプーで髪の手触りが変わるのは感触剤が髪についたんだな〜って感じです。
(シャンプーで髪の補修なんてできないと思っています)

シャンプーの目的は何? 髪と頭皮は違うんです

自己代謝できない髪のために1日のホコリや汚れを取ってあげることが必要なのでシャンプーをする。

ただそれだけです。

では頭皮はどうなのか?

頭皮は肌と同じで自己代謝できます。

つまり、シャンプーをしなくても汚れは代謝で落ちるんです。
(頭皮(肌)には常在菌がいますから菌が汚れを分解してくれるんです)

よく「シャンプー前のシャワーでしっかりと髪を濡らしてください」と美容師さんに言われませんか?

それは髪の汚れの7〜8割はお湯だけで落ちるからです。

残りの髪についた汚れを取るのにシャンプーがたくさん必要なのでしょうか?

本来は髪についた汚れだけをとる分のシャンプーの量で十分なんです。

ですから正しいシャンプーのやり方は

  • しっかりとお湯で髪の汚れを落とす
    (この時に髪の汚れの7〜8割は落ちます)
  • シャンプーを髪だけにつけます
  • シャンプーのついた髪を粗歯のコームでとく
  • 軽く頭皮をマッサージする
    (頭皮の汚れはこの時のシャンプーの泡がついただけで落ちます)
  • しっかりとこれでもか!というくらいお湯で流す
    (泡に包まれた汚れがこの時に落ちます)

これでいいんです。

シャンプーと洗濯は一緒?

簡単なことですが、シャンプーは洗濯と同じです。

洗濯は【濯ぎ】が大事と聞きますよね?

洋服についた汚れを洗剤の泡が包み込んで浮かせる

浮かせた汚れをすすぎでしっかりと落とす

「濯ぎは2回してください」と言われるのはこのためです。

髪のシャンプーも同じなんです。

そもそもシャンプー剤は界面活性剤でできています。

界面活性剤ですから水と油が混ざります。

界面活性剤はつくだけで油を分解できるんです。

女性は汗をあまりかかない方が多く皮脂の分泌量も男性に比べて少ないです。

ですから過剰に皮脂を取り過ぎてしまうことはかえって多くの皮脂分泌になってしまいます。

また、本来必要な皮脂を取り過ぎてしまうことは乾燥の原因にもなります。

乾燥肌や脂性肌などは過剰な皮脂の取りすぎによるものかもしれません。

湯シャンの始め方

湯シャンをしてみたいと思うなら

まずはシャンプーのやり方を変えてみる。

習慣を変えることから始めてみてはいかがですか?

湯シャンを始めるなら

  • 最初にしっかりと髪を濡らす、この時に頭皮までしっかりとすすぐ。
  • シャンプーは髪だけにつける
  • 粗歯のコームで髪をとくだけにする
  • 頭皮は泡立っているシャンプーで軽くマッサージするだけにする
  • 最後は死ぬほどよく流す

まずはここから始めてみてはどうでしょう?

最後に

天然100%ヘナのハナヘナもそうなんですが

【モノよりコト】

「何を使うか?」よりも「どう使うか?」が大事ですよ。

まずは髪の洗い方を変えて、そこから慣れてくればシャンプー自体を使わないようにしていく。

これが一番オススメですよ。




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