ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
普段はヘナ染めをされているお客さまから、「ヘナ染めの間にカラートリートメント」をしてもいいですか?というご質問をいただきました。カラートリートメント・・・そうですね〜
カラートリートメントとは?
「お風呂場で簡単に白髪が染まるトリートメント」
「トリートメントしながら白髪が染まる」
なんて風に宣伝されているカラートリートメント。
皆さんもご存知ですよね?
そんなカラートリートメントは【塩基性染料】と【HC染料】の2種類の染料からできています。
裏を見たら書いていますよ。
【塩基性染料】は、イオンの力(髪のマイナスイオンにトリートメントのプラスイオンがくっつく)で髪の表面に吸着します。
つまり、髪の表面に色がコーティングされる感じですね。
ヘアマニキュアと同じようなモノです。
そして、【HC染料】
こちらは、キューティクルの隙間から毛髪内部に入り込み定着するタイプです。
どちらの染料もメラニンを破壊するブリーチ効果はありませんから、髪色が明るくなることはありません。
また健康毛の場合、染まりは良くありません。
傷んでいる髪ほど染まる感じです。
髪へのダメージも少なく、肌への刺激も少ないのでアレルギーがある方でも安心して使えるのがカラートリートメントです。
白髪は健康毛なことが多いので、カラートリートメントすればしっかりと白髪が染まるというわけにはいかないと思います。
ですから、週に2〜3回は繰り返し使ってくださいと書かれていると思います。
繰り返すことで色味が少しづつ染まっていき濃く染まるのだと思います。
ヘアカラーをした髪の退色した髪色を補うくらいには使えます。
ヘナ染めしているけどカラートリートメントをしてもいいですか?
ヘナ染めしている髪にカラートリートメントを使っても良いのか?
なんですけど
基本的にはOKです。
カラートリートメントは刺激が少なく、髪をダメージすることも少ないので使っていただくのは構わないと思います。
た・だ・し
白髪が気になる方が使うなら、カラートリートメントは根元だけにつけるようにしてください。
「トリートメントなのに毛先にはつけないの?」
って思うかもしれませんが、カラートリートメントはあくまでカラー剤だという風に考えて欲しいです。
なぜ、毛先までカラートリートメントをつけないでくださいと言うのかと言うと
ヘナが染まるにくくなるから!です。
カラートリートメントは、イオン吸着して髪を染めます。
いわゆる【コーティング】をしてしまうわけです。
ヘナ染めする時に一番大事なことは、髪が【素髪】であること。
植物100%のヘナでキレイに白髪を染める時には、できるだけ髪に何もついていない状態がいいんです。
そうでないと・・・
染まりが悪い!染まらない!ってなってしまうかもしれません。
ですから、カラートリートメントを使うことはOK!
「でも、つけるなら根元だけにしてください」ってなるんです。
最後に
「ヘナ染めしているけどカラートリートメントをしてもいいですか?」と言うご質問でしたが
いかがですか?
「トリートメントだから髪にいいんでしょ?」と思ってカラートリートメントを使っていると
ヘナの染まりが悪くなることがあります。
なんでもメリット、デメリットをちゃんと考えて使うようにしないと
せっかく良い物でも、かえって状態を悪くすることがありますからね。
あっ!あと
「利尻昆布」とか「ハチミツ」とかは、染まりと全く関係ないですからね。
白髪が染まるのは化学染料の力です。
内容成分にちょっと入っているくらいじゃないですか〜