ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
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ボタニカルとオーガニック
やたらとこの2つは耳にしますが この2つの違いってなんでしょう?
一緒のことでしょ?
言い方が違うだけでしょ?って言われそうですから
この2つの違いについて書いておこうと思います
ボタニカルってなに?
ボタニカル(botanical)とは 「植物の」「植物由来の」という意味になります
美容室で使われる商品にもボタニカルカラーやボタニカルシャンプーなど
ボタニカルを取り入れた商品がたくさんあります
これらの商品に使われている『ボタニカル』とは『植物由来』といった意味で
植物の成分を配合してある商品に使用されています
「植物エキス配合」「植物成分〇〇%」という表記を見かけますが それと「ボタニカル」と表示されているのは同じ意味です
オーガニックってなに?
『オーガニック』とは有機体と言う意味で 化学肥料や農薬を使用しないで作った野菜 添加物を入れていない食料品など いわゆる有機栽培の植物を指す言葉で農業からきた言葉です
つまりオーガニックとは農法のことで オーガニックハーブやオーガニック野菜という言葉は 化学肥料や化学農薬を使用しない農法で生産されたのもを指します
- オーガニックは 有機栽培の植物
- ボタニカルは単に植物由来のもの
図で書くとこんな感じ
オーガニックとはボタニカルの中の1つのこと
*ボタニカルだからといって オーガニックとは限りません
ヘアケア商品におけるボタニカルとオーガニックの違いは
配合されている原材料がオーガニック農法で生産されたかどうかという差のみです
ボタニカルやオーガニックには明確な基準はない
ボタニカルシャンプーとは植物由来の成分を配合した商品のことですが
実は「植物由来成分が〇種類以上配合」とか 「全成分の〇%以上含まれていなければならない」などの 明確な規定がありません
植物由来の成分が一つでも入っていれば 「ボタニカルシャンプー」と表記できます。
逆を言えば
植物由来以外の成分がほとんど(99.9%)で 植物由来の成分が1つ(0.1%)でも入っていればそれは 「ボタニカルシャンプー」と言えるんです
おかしいでしょ
硫酸系の洗浄剤や刺激の強い防腐剤が入っていても 有機植物由来の物が数パーセントか配合されてさえいれば
“ボタニカルシャンプー”や“オーガニックシャンプー”とうたって販売できるわけです
ボタニカルシャンプーの場合は 植物成分由来という意味合いですので オーガニックかどうかは特に関係ありません
オーガニックの成分率にも決まりはないため たった1つでもオーガニック成分が入っていれば
それは「オーガニックシャンプー」と言えるんです
まとめ
ボタニカルとオーガニックの違いわかってもらえましたか?
大きな違いは
ボタニカルは 植物由来の成分が入っているモノ
オーガニックは 有機栽培で作られた植物が入っているモノ
こんな感じなんですね
今回わかったことは この2つには違いらしい違いがないことですね
でも先ほども書きましたが
ボタニカルでもオーガニックでも どれくらいこの成分が入っていないとダメですよ!
なんて規定はありませんし
普通のどこにでもある成分が主成分であっても そこにほんの数%の植物由来成分やオーガニッック成分が入っていれば
この商品は
ボタニカルです!
オーガニック成分配合です!
なんて
大きくラベルに書くことができるんです
これにだまされて 裏の成分表示を見ることなく買ってしまう人が多いんですよね〜
成分表示を見てもよくわかりませんしね
少し前に問題になった
『ジョンマスターオーガニック』のこともありますしね〜
なんでもかんでも信じすぎたらいけないということですよ
この記事も読んでくださいね!