雨の日にどうしてくせ毛は広がるの?その原因を教えます

神戸市垂水区にある美容室ARCHE(アルシュ)
ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。

せ毛って雨が降ると毛先がハネたり、うねったり、髪がまとまらなくなりますよね?「雨の日はテンション下がる〜」って人も多いと思います。どうして雨の日はくせ毛が広がるの?そんな疑問にお答えします。

目次

雨の日にくせ毛が広がりやすい理由

雨の日にくせ毛が広がりやすい理由

それは

空気中の湿度が増えることで毛髪内部の水分量が増えるから!なんです。

髪の水分量は健康毛だと10〜14%くらいです。

でも、くせ毛は元々水分量が健康毛に比べて少ないんです。

くせ毛で乾燥しているのはそのためです。

髪は水分を含みやすいですから

湿度が高くなると水分量が少ないくせ毛はより多くの水分を取り込むことで広がりや膨らみが起きてまとまらなくなるんです。

そして、髪の毛が水分を取り込みやすい原因は大きく2つあります。

髪の毛がダメージしている

髪がダメージしているとキューティクルがはがれて、髪の内容成分が流れ出て内部に空洞ができてしまいます。

この空洞部分に空気中の水分が入ることで髪は広がり、膨らみ、うねり、まとまらなくなるんです。

雨の日に髪がまとまらない、広がる原因はくせ毛以外に、日常的に髪の毛を傷めてしまうことも原因の1つになるんです。

くせ毛はタンパク質に偏りがある

髪の毛の中身はパンパンに詰まっている(髪の約85%を占める)ケラチンタンパク質があります。

このタンパク質には2つの種類があります。

1つはオルソ(オルト)コルテックス:水を吸いやすい=膨張しやすいタンパク質です。

1つはパラコルテックス :水を吸いにくい=膨張しにくいタンパク質です。

毛髪を構成する重要なアミノ酸に【シスチン】があります。

シスチンは疎水性という水を含みにくい性質をしているため、
シスチンの含有量が多いパラコルテックスの量が多い髪は膨潤しにくいんです。

直毛の人はこの2つのタンパク質が均一に混ざり合っています。

くせ毛の人はこの2つのタンパク質に偏りがあります。

くせ毛の場合、タンパク質の偏りでねじれていてるんです。
(あと毛穴は楕円になっていて、そこから生える髪もねじれたりもします)

断面図で見ると楕円形になっていたりします。

くせ毛の場合は、この2つのタンパク質のバランスが悪いために、髪の毛自体が不規則な動きになり、うねりハネることになってしまうのです。

自分でできる広がるくせ毛の対処法

くせ毛が広がってしまう場合に自分でできる対処法の1つに

ドライヤーの乾かし方があります。

なんとなく髪を乾かしている人も多いと思いますが

くせ毛の人は必ずこの方法をしてください。

ドライヤーのあてかた

  1. 根元をしっかりと乾かす(これが一番大事です)
  2. 根元が乾いたら根元から毛先に向かってドライヤーの風を当てます
  3. この時に指を通しながら髪を軽く引っ張り(テンションをかける)ながら乾かしてください
  4. 最後に【冷風】でしっかりと乾かす(髪は温めてから冷やすことで形がつきやすくキープしやすくなります)

これだけするだけでもくせの収まり、まとまりは違ってきます。

ぜひ試してください。

トリートメントで髪の広がりを抑える

トリートメントをすることで髪が広がりにくくなる理由は

  • 油分による重さで髪の毛の広がりを抑える
  • 油分により表面に皮膜をはり、コーティングをすることで水分が髪の中に入らないようにする
  • トリートメント成分で髪のダメージ部分の補修

1番と2番は【洗い流さないタイプ】のトリートメントです。

いわゆるアウトバス系トリートメント。

髪を乾かす前に付けたりしますよね?あのトリートメントのことです。

3番目はお風呂でするトリートメント。

インバス系トリートメントのことです。

【洗い流さないトリートメント】は、ドライヤーで髪の毛を乾かす前に付けることが大事です、

お風呂上がりにしっかりとタオルドライして「洗い流さないトリートメント」毛先中心につけて(トップや根元は必要ありません)髪をコーティングして、トリートメントの栄養分とうるおいを閉じ込めて乾かすことでドライヤーの熱から髪の毛を守りながら、髪の広がりを抑えることができます。

髪が広がるからといってオイル系トリートメントを必要以上につけ過ぎないでください!

重さで収まるといっても限界はありますし、つけ過ぎはベタつきの原因にもなりますよ。

最後に

くせ毛が雨の日に広がる原因は2つあって

1つは、髪がダメージしている

もう1つは、2種類のタンパク質が不均一に混ざっている

とわかってもらえたと思います。

ダメージしている髪は、日頃からの髪のケアが大事になり、髪を傷めないように心がけることです。

タンパク質が不均一になっている場合は、化学的処理(縮毛矯正など)が一番まとまりやすくはなります。

どちらにしても髪がダメージしていれば、

髪は広がりやすくなりますし、ダメージしている髪には縮毛矯正もキレイにかかりません。

日頃から自分の髪を大事にケアしてあげてくださいね。

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