ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
くせ毛と一言でいっても実は種類があるんです。一般の人には馴染みのないくせ毛の種類を説明したいと思います。
くせ毛には種類があるんです
一言で【くせ毛】と言っても色んな種類があるんです。
くせ毛の人は自分のくせ毛の種類を知ってみるのもいいと思います。
波状毛(はじょうもう)
一般的に一番多いくせ毛はこれです。
両親や祖父母など遺伝によって引き継がれる髪質です。
「波状」という通り波打ってうねっているくせ毛のことで、髪が全体に広がったり、ある長さまで伸びるとそこからハネたり、うねったりします。
ヘアスタイルの収まりが悪いのも特徴です。
ショートカットなど、ある一定の長さだと逆に毛先が収まる利点があります。
連珠毛(れんじゅもう)
連珠毛は髪の太さが均一ではなく、1本1本がデコボコしているくせ毛です。
見た感じはなんとなく真っ直ぐで収まっていますが、触ってみると手触りが悪く、髪に艶が出にくいです。
部分的に連珠毛ということもあります。
髪が切れやすく、1本1本がくせ毛なので縮毛矯正がかかりにくかったりします。
頭頂部や前髪、分け目でピョンピョン切れて出ている短い髪は連珠毛が原因で切れているのかもしれません。
捻転毛(ねんてんもう)
1本1本に髪がねじれていてうねっているくせ毛のことです。
髪がねじれているので1本1本の重なりで全体的に膨らみが出やすくシルエットが大きく(頭が大きく)見えやすい特徴があります。
髪が傷んで見えます。
縮毛(しゅくもう)
チリチリとして硬く縮れていて、水分を弾きパサパサしているくせ毛です。
強いパーマをかけたような1本1本に手触りがザラザラとしています。
傷んでいないのに髪に艶がなく常にパサついています。
縮毛矯正をかけないと髪の収まりが難しく、そのままだとヘアスタイルの制限が多くなってしまうくせ毛です。
くせ毛の特徴
毛根の影響
くせ毛のうねりは「毛穴や毛根のゆがみ」が原因です。
毛穴がゆがんでいると、生えてくる髪もゆがんで楕円になりくせ毛へなります。
髪のタンパク質の違い
また髪のタンパク質の違いもあります。
髪のタンパク質には
Pコルテックス(パラコルテックス)と
Oコルテックス(オルソコルテックス)があります。
髪全体の90%を占めるタンパク質(コルテックス)。
このタンパク質は2種類あり、それぞれ特徴があるんです。
- P(パラ)コルテックス :「水」を含みにくいため、膨張しにくい【湿気に強い】
- O(オルソ)コルテックス:「水」を含みやすいため、膨張しやすい【湿気に弱い】
直毛の場合はこの2種類のコルテックスが均一に並んでいて髪が膨張しにくいです。
くせ毛の場合は不規則でバランスが偏っています。
そのため湿度の影響を受けやすいOコルテックスが偏っている部分は膨張し「うねり」が出やすくなります。
髪の形状の違い
あと髪の形状も違います。
直毛の場合は、「真円」の断面をしています。
くせ毛の場合は、「楕円」の断面をしています。
最後に
一言に「くせ毛」って言ってもその髪質はさまざまです。
4種類あるくせ毛の状態が場所によって混ざっていることもあります。
自分の髪のことをよく知ることが「キレイな髪」になる近道です。
まずは自分の髪の状態を知ってみましょう。