ヘナのブラウンで白髪を染めたらどんな色?

神戸市垂水区にある美容室ARCHE(アルシュ)
ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。

ラウン系ヘナはハナヘナだと『ハーバルマホガニー」なんですけど、ハーバルマホガニー系だけで白髪を染めるとどんな風に染まるのか?知りたいですか?

目次

ハナヘナのハーバルマホガニーとはどんなモノ?

天然100%ヘナのハナヘナの『ハーバルマホガニー』

ハーバルマホガニー

いわゆる【ブラウンヘナ】なんですけど

成分は

ナンバンアイ葉とヘンナだけでできています。

配合割合は

ナンバンアイ葉:ヘンナ=8:2

ナンバンアイ葉が多く入っています。

このナンバンアイ葉というのは【インディゴ】のことです。

つまり

ブラウン系ヘナのハーバルマホガニーは

インディゴとヘナが8:2で混ざっているヘナということです。

ハナヘナのハーバルブラウンはインディゴとヘナが6:4で混ざっています。

他メーカーでも「ブラウンヘナ」と言われるものは、インディゴとヘナが混ざっているものなんです。

インディゴが多いのでヘナのオレンジを打ち消してくれます。

白髪がオレンジに染まらないヘナがインディゴなんです。

ではそんなハーバルマホガニーで白髪を1回染めしたらどんな風に染まるのか?

知りたいですよね?

ちなみに

ハナヘナのナチュラル(ヘンナ)だけで白髪を染めるとみなさんご存知のオレンジに染まります。

これはヘナの1回染めという染め方ですが

同じ1回染めでも

ヘナだけで染める場合

ハーバルマホガニーみたいなブラウン系ヘナで染める場合があるんです。

ただあまりブラウン系ヘナの1回染めはおすすめしておりません。

その理由はちゃんとあるんですけど、後で説明します。

まずはブラウン系ヘナのハーバルマホガニーの染まりをどうぞ〜

ブラウン系ヘナで白髪を染めたらどんな色?

ハナヘナのブラウン系ヘナである『ハーバルマホガニー』だけで全体を染めた仕上がりがこちら〜

全体にグリーンっぽいですよね。

これはインディゴの染まりですから、染めたてはこんな感じです。

白髪が多い前髪部分はこんな感じに

白髪が薄いグリーンに染まっています。

染める前はこんな感じ。

染める前、染めた後の比較はこんな感じ。

どうです?

しっかりと染まってはいますが

染まりが薄く感じませんか?

ブラウン系ヘナなので「もっとブラウンに染まるかと思ってた!」って人も多いと思います。

でも実際の染まりはこんな感じです。
(染まり方には髪質によって個人差もあります)

ハーバルマホガニーはこのグリーンから2、3日かけてブラウンに発色するのですが、

正直言って、それほどブラウンにはなりません。

薄いブラウンに染まるくらいです。

しっかり濃くブラウンに染めたいのなら

【2回染め】という方法をおすすめします。

2回染めとは、1回目をヘナで染めてオレンジにし、その上から2回目をブラウン系ヘナで染める方法です。

この方法だとブラウン系ヘナがしっかりと染まり、白髪は濃いブラウンに染まります。

実際に2回染めで染めるとこんな染まりです。

染まりたての濃さが違うことがハッキリとわかります。

1回染めでは

ハーバルマホガニーなどのブラウン系ヘナでは薄くしか染まらないと思ってください。

僕がブラウン系ヘナをおすすめしない理由はコレ

ブラウン系ヘナで

【ブラウン】という言葉に一般の人は濃く染まると勘違いすると思います。

白髪をヘナで染める時に「ヘナのオレンジは嫌だからブラウンに染めよう」

そう思ってブラウン系ヘナを使っても

思ったほど染まらないな〜?

こんな風に感じるでしょう。

ブラウン系ヘナはあくまで

「白髪をぼかす程度に染める」こんな感じで染めて欲しいです。

美容室でヘナで染めて次に行くまでに白髪が伸びてきたのを誤魔化したい時

根元だけ見える範囲を染める

こんな時に使うのがブラウン系ヘナだと思います。

どうしても暗く染めたいのなら

ブラウン系ヘナの2回染めをしてみてください。

2回重ねて染めれば白髪も多少暗くも染まります。

この時に気をつけて欲しいことは

毛先までは染めないということ。

ブラウン系ヘナはインディゴが入っていますから

繰り返し染めると特に毛先は暗くなってしまいます。

「暗くなっていいわ〜」って人は大丈夫なんですが、後で少し髪色を明るくしたいと思っても、もう明るくならない!なんてこともあるんです。

「ブラウン系ヘナは白髪をぼかすくらいに染める時に使う」

「できるだけ根元だけを染める」

こう覚えて欲しいです。

僕がサロンで1回染めでブラウン系ヘナだけをおすすめしない理由は

「白髪の染まりが薄いから」なんです。

ですから白髪をぼかす程度に染めたい人や

まだまだ白髪が少ない人なら

オススメかもしれません。

このあたりは実際にご相談して決めたいですね。

まとめる

・ブラウン系ヘナは、ナンバンアイ葉(インディゴ)とヘンナ(ヘナ)のミックスである。

・ブラウン系ヘナで白髪を1回染めても思ったほどブラウンには染まらない。

・白髪をぼかす程度に染めるには◎

・より濃くブラウンに染めたいなら、2回染めがオススメです。
(1回目はヘナ、2回目はインディゴで染める方法)

・ブラウン系ヘナだけで2回染めるのも有効
(ただし毛先まで染めると暗くなくかもしれません)

白髪がヘナのオレンジは嫌だな〜と

ブラウン系ヘナで染めようとしているなら

このあたりのことをよく知ってから染めてくださいね〜

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