ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
ヘナ染めで白髪はしっかりと染めつつ、毛先は明るいままに染める方法なんてありますか?と質問をされましたのでお答えしようと思います。
ヘナ染めで根元は暗く、毛先は明るく染めることはできますか?
この質問に簡単にお答えするなら
条件つきで、できます!
と言っておきます。
ただ
ヘアカラーみたいにハッキリと明るさの違いができるかは微妙です。
(ヘナは髪を明るくする力はありませんからね)
根元を暗く染めて
毛先を明るく染める方法
それは・・・
「ヘナの塗りわけ」です。
この方法で条件があるのは毛先が元々明るいことですね。
毛先が元々ヘアカラーなどで明るくなっているなら、その明るさを使って明るいままにできます。
逆に毛先が根元と同じ明るさ(バージン毛やヘアカラーをしたことのない髪)の場合は、「できない」となります。
それではその方法を書いておきます。
ヘナ染めで根元は暗く、毛先は明るく染めるには
ヘナ染めで白髪を染めるには、最初にヘナ(オレンジ)で染めてから、次にインディゴ(ブルー)で染める【2回染め】という方法で染めます。
この2回目のインディゴで染める時に
暗く染めるならインディゴ:ヘナ=9:1の割合で染めています。
もう少し明るく染めるならインディゴ:ヘナ=8:2
などインディゴを少なくして、ヘナを多くするんです。
そうすると髪色は少しづつ暗く染まらないようにできます。
(明るく染まるわけではありません。ヘナは髪を明るくする力はありませんから)
この2回目に染める時のインディゴとヘナの割合を変えて染める方法で明るさを調節します。
例えば
根元はインディゴ多めで濃く(暗く)染める。
そして、毛先はインディゴ少なめで(薄く)染める。
こんな感じです。
具体的に言うと
お客さまで根元の白髪は暗く染めたい。
けれど、毛先はあまり暗くなり過ぎない方がいい。
と言う場合に用意したのがこちらのヘナ。
向かって右がインディゴ:ヘナ=9:1
左がインディゴ:ヘナ=6:4
です。
(微妙に色の明るさ(濃さ)が違います)
根元を塗るインディゴ:ヘナ=9:1で毛先まで染めてしまうと暗くなり過ぎる。
でも、毛先が退色しいて少しオレンジに明るいので色味で抑えたい。
そんな調合でした。
こう言う感じに
ヘナの割合の調合で明るさを調節することはよくすることです。
まとめると
タイトルで書いた
「ヘナ染めで根元は暗く、毛先は明るく染めることはできますか?」
ですが
ヘナ染めで根元を暗く染めることはできますが、毛先を明るく染めることはできません。
(ヘナには髪を明るくする力はありませんから。3回目)
毛先が暗くなり過ぎないように染める!
これが正解です。
根元と毛先の塗り分けは自分ではできない(難しい、またはめんどくさい)と思いますから
ぜひヘナ染めが得意な美容室でご相談してくださいね。