ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
植物100%で髪を染める『天然100%ヘナ』 カンザキのお客さまの多くはこのヘナ染めをされているお客さまです(もちろんヘアカラーをされている方もいますよ) そんな「天然100%ヘナは髪にとってどういいのか?」についてご説明いたします。
天然100%ヘナとは?
一言で「ヘナ」と言っても色んなヘナが実はあります。
天然100%ヘナ
ケミカルヘナ
ヘナトリートメント
などなど
メーカーによって呼び名も様々ですし、中に入っているヘナの種類も様々です。
化学染料も入っているヘナもあります。
ですから、カンザキのブログで書いているヘナは【ハナヘナ】のことです。
ハナヘナ以外のヘナはハッキリと言ってよくわからないんです。
*勉強不足ですみません
では【ハナヘナ】に限って説明しますと
ハナヘナの毛染めで使われているヘナには【ヘナ(ヘンナ)】と【インディゴ(ナンバンアイ)】の2種類です。
ニュートラルヘナもありますが、これは今回は置いておきます。
ヘナとインディゴは大きく分類すると同じ【ヘナ】と呼びますが、植物の種類が全く違います。
「ヘナ」と「インディゴ」について
ヘナ(ナチュラル)について
北インドのヘナの産地 ラジャスタン州ソジャットで栽培されています。
ヘナはミソハギ科の植物で、和名は「指甲花」と言います。
植物としてローソンという色素を持っていて
化学名は「2ヒドロキシ1.4ナフトキノン」でローソンの分子量174.15の低分子です。
また、紫外線を吸収する性質もあるためサンスクリーン剤(日焼けとめ)として皮膚や髪の老化を防ぐ予防薬としても使われて来ました。
インディゴについて
南インドで栽培されています。
インディゴは、コマツナギ属マメ科の植物です。
ハナヘナで使用されているインディゴは、ナンバンコマツナギと呼ばれるインド藍です。
天然ではインディカン(無色)であるインディゴは
インディカン→インドキシル→インディゴに「建てる」工程で変換されます。
詳しく知りたい方はこちらのブログを読んでください。
天然100%ヘナって髪にとって何がいいの?
では本題。
こんな植物性染料のヘナが髪にとって何がいいのか?
ここですよね大事な事は。
ヘナ染めをすることで「私の髪がどうなるのか?」「どう変わっていくのか?」
ここが女性は気になると思います。
ここでは「ヘナ」について書いていきます。
インディゴも髪には効果があるのですが、ヘナに比べて弱いのと、そもそも髪への効果が全く違うからです。
髪の空洞を埋める(ダメージホールの穴埋め効果)
髪はダメージするとキューティクルが欠損し、中身のタンパク質が流出します。
タンパク質が出たあとの髪の中には空洞ができます。
これはあの超有名なメーカー「ミルボン」さんが研究されて実証されています。
このできた空洞を埋めてくれる働きをするのが「ヘナ」なんです。
美容メーカーのトリートメントにも空洞を埋める効果の内容成分のモノもあります。
確かに中には入りますが、定着せずに流れ出てしまうんです。
そこがヘナの違うところ。
ヘナは174.15の低分子なので、キューティクルの隙間から入り髪の奥まで浸透します。
そして髪のタンパク質と引っ付く性質があります。
どんどん引っ付くことで空洞の中はヘナでいっぱいになります(重合反応)
こうして髪の空洞を埋めてくれるわけです。
空洞を埋めることで髪にとってどんなメリット(効果)があるか興味のある方は、こちらのブログを読んでください。
- ヘナの成分が髪の中に入り、残ることで髪にハリコシが出ます
- 空洞になっている部分にヘナが入ることで髪に自然な重さが出て、髪の落ち着き&まとまりが良くなります
- くせ毛が広がりにくくなります
こんな効果が白髪染めをすると同時にあるのがヘナ染めなんです。
「白髪を染めながらトリートメント効果もある」と言っても過言ではありませんよね。
まだヘナの髪に対する効果はあるのですが、続きは次の時に書きますね。
ではでは。