ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
カンザキのブログでは天然100%ヘナについて色々と書いています。それってメリットばかりを書いているように思う・・・ やっぱりヘナが好きだから・・・ でも正直言ってヘナにはデメリットもあります。そんなヘナのデメリットを改めて考えてみます。
ヘナ好き美容師がヘナのデメリットについて改めて考えてみる
「ヘナ」と言ってもカンザキの使っているのは【ハナヘナ】ってブランドです。
もう出会ってから10年以上使っている本物の天然100%ヘナ。
それが【ハナヘナ】です。
なんの不満もない天然100%ヘナのハナヘナですが
ヘナですからヘナなりのデメリットはあります。
これはハナヘナに限ったことではないんですけどね。
そんなヘナのデメリットについて美容師の目線も交えて考えてみます。
ヘナの匂いについて
ヘナには匂いがあります。
植物100%のハナヘナは、やっぱり”草”の匂いがします。
ほとんどの人がいい香りと言っていただけますが、中には苦手な人もいます。
「匂い」はどうにもできないですから。
よく言うと「大草原に中にいるような匂い」
「森の中にいるような匂い」
などと言いますが
もっとリアルな言い方だと
「田舎の匂い」
「実家のおばあちゃん家の匂い」
なんて言われます。
要は古い家の「畳の匂い」を思い起こすんですよね。
おばあちゃん家に良い思い出がある人などは、ヘナの匂いが郷愁を呼び起こすんでしょうか。
そんなヘナの匂いですが、髪が乾けば匂いもしないんです。
がっ!
染めたてだとお風呂に入って髪が濡れると戻ってきます。
ヘナ染めした人が入ったお風呂は後の家族が入ると「お風呂が変な匂いがする」なんて言われることがあります。
*これはカンザキがヘナ染めしてた頃に子供に実際に言われました
人によってはヘナの匂いが1週間は取れないって人もいます。
白髪がオレンジに染まる
これがヘナ最大のデメリットではないでしょうか。
ヘナで染めると「白髪がオレンジに染まる」
これはね。
ヘナ染めした人はみんな言いますよ。
「白髪がオレンジに染まるのがね〜」って。
でも、これは仕方がない!
ヘナは植物で、ヘナの成分にある色素が「オレンジ」なんですから。
自然界に人間に都合がいいような「ブラウン」なんて色味はないんです。
*もしかしたらあるかもしれませんが、少なくともヘナにはありません
ですから
髪がオレンジに染まるのがイヤな人は、ヘナで染めるは諦めるしかありません。
髪が黒くなるヘナ染めもある
ヘナには【インディゴ】って種類もあります。
先ほどヘナで染めたら白髪が「オレンジ」に染まるって言いましたが
このインディゴで染めると髪が黒くなることもあります。
同じヘナなのにどうして染まる色が違うの?
って思うかもしれませんが
「ヘナ」と「インディゴ」は、同じ「ヘナ」なのですが全くの別物です。
そもそも植物から違います。
ですから、持っている色素も違います。
染まり方も
染まる工程も
染まった後の色味も違います。
この2種類のヘナがあることがややこしいんですよ。
よく「ブラウンヘナ」と書いて販売しているヘナがありますが、あれは「ヘナ」と「インディゴ」がある割合で最初から混ざっているヘナなんです。
このあたりを説明すると、これだけでとても長くなるのでやめておきます。
そんなわけで
同じヘナでも「オレンジ」に染まったり
黒く染まったりするヘナは
ややこしいって思うんです。
ヘナ染めすると髪がガシガシになる
ヘナで染めたら髪がキレイにツヤツヤになるって聞いたのに
髪がガシガシになって手触りが悪くなった〜って人
いませんか?
そうです。
ヘナで髪を染めると髪がガシガシになります!
人によって
髪の状態によっては
髪がガシガシになることはあるのがヘナ染めなんです。
シャンプーしたらしばらく色が出てくる
ヘナ染めした後
シャンプーしたら
しばらく(1週間ほど)は、色水が出ることありませんか?
個人差はありますが、髪が濡れると色水が出たりします。
これも髪の状態によって違うのですが、気になりますよね〜
ヘナ染めするには時間がかかる
ご自分でヘナ染めでしっかりと白髪を染めるには時間がかかります。
ヘナだったら1時間、できるなら3時間はヘナを塗ってから時間を置いて欲しいですね。
ヘアカラーだったらもっと手軽に早く染まるのに、ヘナは染まるのに時間がかかります。
ヘナ染めは好きな色味に染まらない
ヘアカラーと比べるとヘナは好きな髪色に染まりません。
選べる色味は「オレンジ」
「ブラウン」に染まるって言ってもヘアカラーみたいにしっかりと白髪がキレイなブラウンには染まりません。
選べる色味が極端に少ないのもヘナのデメリットですよね。
インディゴは人によっては刺激がある
ヘナのブラウンに使われている「インディゴ(ナンバン藍)」
インディゴはマメ科の植物で、【ハナヘナ】のナチュラル(ヘナ)に比べると
刺激が強いと感じる方もいらっしゃいます。
実際、そばアレルギーがある人には「かゆみ」が出る場合があります。
この理由について書くと長くなるのでまた今度に。
詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
最後に
ヘナ染めのデメリットについて色々と書いてみました。
たくさんのデメリットがあるのがヘナ染めなんです。
でも!
100%デメリットのないモノなどありません。
ヘナにはたくさんのデメリットがありますが、メリットもたくさんあります。
あとは
ヘナ染めをする人にとって
ヘナのデメリットが許容できる範囲かどうかだと思います。
実際、ヘナ染めで白髪がオレンジになる場合でも
オレンジでも良いと思う人もいれば
オレンジはイヤだと思う人がいて
どちらがダメってわけではありませんよね。
より詳しいデメリットを知りたい方は
カンザキまでご相談ください。