ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
天然100%ヘナで白髪を染める時に使う「インディゴ」 インディゴで染めると白髪が紫に染まった!そんな経験ありませんか?なぜ白髪が紫に染まるのか?その理由はこんなことです。
インディゴの染まり方を知っていますか?
天然100%ヘナの「インディゴ」
白髪をブラウンに染めるのに使うことで知っている人もいると思います。
ヘナで染めると白髪はオレンジになり、インディゴで染めるとブルーになる。
これはヘナの持っている色素とインディゴの持っている色素が全く違うからです。
(ヘナとインディゴは一緒のモノと思っている人もいますが、それは違います)
そんな「インディゴ」の染まり方を知っていますか?
インディゴの色素は「還元菌」という菌なんですね〜
インディゴの色素の還元菌は、空気に触れることで酸化していき色素を変化させてインディゴブルーになります。
元々インディゴの色素は無色透明なんですよ。
それが空気酸化することで発色するという仕組みなんです。
でっ!
この時に大事なのが
水分!
ただ空気に触れていればいいだけじゃなく、髪に水分がちゃんと含まれていないと酸化がうまくいかないんです。
ですから、インディゴで染めた後にドライヤーでしっかり乾かしたまま放置!なんて絶対にNGなんですよ。
しっかりと髪を水で濡らした状態で空気に触れさす。
こうすることで48時間くらいで還元菌の酸化はしっかりとでき、キレイなインディゴブルーに染まるというわけ。
わかってもらいましたか?
カンザキはよく
インディゴで染めた後の夜のお風呂上がりなどは髪を乾かさずに自然乾燥してください。
できたら髪が乾いてきたらまた濡らしてください。
寝るギリギリまで髪を濡らした状態にしててください。
髪が濡れている時間は長ければ長いほどいいです。
それを翌日もして、2日間は続けてしてください。
一番良いのは染めた後は髪を乾かさずに、ずっと濡れたままで過ごすことです。
こう言っているのは、インディゴの酸化をしっかりとさせて染まりを良くするためなんですよ。
冬場のインディゴ染めは特に気をつけてください
くせ毛の人は最近、髪の調子良くありませんか?
いつもよりも髪の収まり、まとまりが良くありません?
それは
冬だから!
冬って空気が乾燥しているんです。
よく年末に火事があるのは、空気が乾燥していて燃えやすいからですよね。
そんな空気が乾燥している「冬」はインディゴの発色はいつもより悪くなるんですよ。
空気中の水分が少ないのが冬。
ですから、冬場にインディゴで染める場合は、いつもよりもしっかりと水分を保つ状態で酸化させてください。
そうしないと、水分が少ない状態で空気に触れる時間が長くなると白髪は紫になってしまいます。
これは水分が少ないことで還元菌の働きが弱くなり、うまく発色できないままになってしまうからです。
冬場のインディゴの染め方には注意しましょう。
まとめると
ヘナとインディゴの染まり方は違います。
インディゴは還元菌という菌の働きで髪を染めます。
還元菌の働きには、空気に触れさす【酸化】が大事です。
この時に絶対に必要なのが【水分】です。
インディゴの還元菌の働きを良くするには酸化と水分と覚えてください。
この2つがあることでキレイにインディゴは発色してくれます。
冬場は空気が乾燥して水分が空気中に少ない状態ですから、インディゴの染まり悪くなるので、いつもよりも注意して染めてください。
酸化時に水分が少ないままでいると還元菌の働きがうまく行われずに、白髪は【紫】に染まることがあります。
これでインディゴの染め方はバッチリですね。
ご自分でインディゴを使って髪を染める時にはこのことに気をつけて染めてくださいね。
じゃあまた。