ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
ヘナは白髪がオレンジにしか染まりませんが
インディゴを使うとブラウンに染まります。
これがハナヘナの白髪染めの基本になる
2回染めという方法。
1回目ヘナ(ナチュラル)で染めてから
2回目インディゴで染める。
でも2回も染める時間もないし
1回でインディゴだけでブラウンに染まらないですか?
と質問されることもあります。
今回はそんな質問にお答えします。
インディゴだけで白髪を染めたい
ハナヘナではインディゴが含まれる商品が3つあります。
・インディゴ
・ハーバルブラウン
・マホガニーブラウン
この3つです。
この3つにはインディゴが含まれています。
インディゴは
その名の通りインディゴだけ。
ハーバルブラウンは
インディゴが6 ナチュラルが4
マホガニーブラウンは
インディゴが8 ナチュラルが2
このような配合でインディゴが混ざっています。
なぜこのように配合されているかというと
ブラウンの濃さの違いです。
インディゴが多くなるほど
ブラウンが濃く(暗く)なっていくんです。
それじゃあインディゴだけで染めれば
しっかり染まっていいんじゃない?
と思いますよね?
でも中々そうは行かないんです。
なにせ植物ですから。
インディゴだけで白髪を染めると
染まりは薄いです。
白髪がうっすらと染まるくらい。
こう思ってもらったらいいと思います。
髪質や髪の傷み具合
シャンプーは何を使っているのか
スタイリング剤は何を使っているのか
作り方や塗り方
などによっても染まり方は変わります。
白髪をブラウンに染めたいなら
インディゴだけを使うよりも
ハーバルブラウンやマホガニーブラウンの方が
いいと僕は思います。
ただし!
それぞれ単品で染める場合は
やはりブラウンは薄く(明るく)染まります。
白髪をぼかしたいくらいならいいかもしれません。
しっかりと白髪を染めたいとなると
ベースにはナチュラル(ヘナ)のオレンジがあって
その上にインディゴが一番です。
インディゴの染まり方を知っています?
ヘナは色素で染まります。
ヘナのオレンジ色は
ナフトキノンという成分が持っている色素なんです。
でもインディゴは色素で染まる訳ではありません。
菌で染まるんです。
インディゴの染まり方を詳しく知りたい方は
こちらを読んでください。
インディゴは菌で染まりますから
染めた後の処置が大切です。
インディゴで髪を染めた後
洗い流したあとにすぐにドライヤーで完全に乾かすと
菌が不活性化してしまい
染まり方がおかしくなります。
つまり正常に染まらないようになるんです。
インディゴで染めた後
髪が赤紫になったり紫になったりするのはこのためです。
インディゴをしっかりと発色させるには
染める
⇩
しっかりと洗い流す
⇩
洗い流した後は自然乾燥
⇩
乾いたらまた濡らす
⇩
自然乾燥
これを繰り返すことが大切です。
特に
乾いたらまた濡らす
⇩
自然乾燥
この工程を2〜3回繰り返すと
しっかりと発色してくれることがあります。
インディゴで染めた直後にすることが
きれいに発色させるために大事なんです。
まとめ
インディゴだけで白髪を染めたいなら
ぼかす程度の染まりだと思ってください。
インディゴよりも
ハーバルブラウンやマホガニーブラウンがおすすめ。
インディゴは菌で染まりますから
染めた直後の処置が大事。
この3点に気をつけてインディゴを使ってみてください!