ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
ヘナ染めで白髪を染める時に、しっかりと染めたい時と黒く染めたい時には染め方が変わります。そのご説明をさせていただきます。
ヘナでしっかり白髪を染めるなら2回染めがオススメ
ハナヘナ染めで自然に暗くしっかりと白髪を染めるなら
ナチュラル(ヘナ)→インディゴの2回染めがオススメです。
白髪を一度ナチュラルで染めることでオレンジの色素に染まり、その上からインディゴが染まることで補色でオレンジを消しグリーンに染まり、自然酸化で2〜3日かけて暗いブラウンに色味が変化して染まります。
ただし、この2回染めの場合、ナチュラルで染めたオレンジの上にインディゴで染まっているので、時間経過でインディゴが抜けた部分はオレンジ味が出てきます。
少し髪色が明るくなるんです。
ヘアカラーの退色みたいですね。
ただし、染まり方はヘアカラーとは全く違いますから、髪が傷んでいるわけではありません。
そんなヘナ+インディゴの2回染めよりも
もっと白髪を黒く染めたい
そんな時には【ハーバルマホガニー】の出番です。
白髪を【暗く染める】と【黒く染める】は全く違う
「白髪を黒く染めたい」って言うのは中々ないかな〜と思ってたんです。
やっぱり「自然な暗さ」がいいのかな〜と。
それは美容師である僕の怠慢でした。
先日、ご新規さまでヘナを使って【髪を黒く染めたい】という方が来られました。
僕はてっきり【暗く】だと思っていたんですけど、ご新規さまのご希望は【黒く】でした。
同じような白髪染めの言葉ですが、ニュアンスが全く違います。
白髪は自然に暗く染まるくらいが良いと思い込んでいたのは、僕の美容師としての経験と思い込みです。
お客さまはお仕事の都合上、髪を黒く染めないといけなかったんです。
ここがつかみきれずに間違えて普通にヘナ、インディゴの2回染めをしたんですけど、
後日「これでは明るいので、もう少し黒く染まりませんか?」とご相談に来られました。
ご新規さまには本当に申し訳なかったです。
僕の思い込みから、余計な時間を使わせてしまった完全な失敗です。
当然染め直しをさせていただき、結果白髪を黒く染めることができ、喜んでお帰りいただけました。
ヘナ染めで白髪を【暗く染める】のと【黒く染める】のでは、染める方法が違うんです。
ヘナ染めで白髪を黒く染めたい時にはこの方法
白髪をヘナ染めで暗く染める方法は最初に書いた通りです。
ヘナ染めで白髪を黒く染めるには、ハナヘナの【ハーバルマホガニー】を使います。
染め方はこうです。
1回目ハーバルマホガニーで染めます。
2回目もハーバルマホガニーで染めます。
これです。
ハーバルマホガニーを使った2回染め。
これが白髪を黒く染める方法なんです。
ハナヘナのハーバルマホガニーは
ヘナ:インディゴが2:8の割合で混ざったもの。
インディゴが多いのでより暗く染めることができるんです。
そしてもう1つ。
ハーバルブラウンの2回染めで白髪を黒く染めるには、続けて2回染めるのではなく、1度染めて1日経ってから染めた方がよりしっかりと黒く染まります。
これは1度目のハーバルブラウンの染まりを自然酸化で1日かけて発色をさせてから、2度目を染めた方がよりしっかりと黒く染まっていいってことです。
2日に分けて染めた方がいいので、拘束時間がかかる施術になりますね。
まとめると
ヘナ染めで白髪をしっかりと暗く染めたいのなら
ナチュラル→ インディゴ の方法。
ヘナ染めで白髪をしっかりと黒く染めたいなら
ハーバルマホガニー →翌日→ ハーバルマホガニー
この方法です。
インディゴの2回染めでもいいですが、その場合はより黒く妖艶な『濡羽色(ぬればいろ)』ように染まります。
ヘナで白髪を黒く染めた時の方法、これで大丈夫ですね。
同じものを使っても方法(染め方)を変えれば染まりが変わる。
これが天然100%ヘナの面白いところですね。