ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
天然100%ヘナのハナヘナは【オレンジ】の色素しか持っていませんが、インディゴは違います。天然100%ヘナでもこんな使い方もできるんです。
ヘアカラーはどうして退色して明るくなるのか?
ヘアカラーは髪自体を明るくできて
色味もたくさん選べて
好きな色
好きな明るさ にできるから
いいですよね〜
でも1つ問題が
それは
繰り返しし続けると
必ず髪が傷む。
ここが悩みですよね。
根元は新生毛ですから
生えてきたばかりなので
1度や2度のヘアカラーでもそれほど傷みませんが
毛先はそうもいきません。
例えばこの長さの髪の場合。
根元1cmは1ヶ月で生えてきた部分ですけど
毛先は20cm以上はありますから
20ヶ月前の髪です。
つまり
1年と8ヶ月以上前の髪なんです。
髪が生えてから1年8ヶ月間かかって
やっとこの毛先にきた髪。
ということは
1年8ヶ月間
紫外線にさらされて
シャンプーやブラッシングの摩擦に耐え
ドライヤーやアイロンの熱に耐え
繰り返されるヘアカラーやパーマのダメージにも耐えて
やっと伸びた髪なんです。
少し考えたらわかりますが
根元と毛先では髪の中は全く違いますよね。
ですから根元から毛先まで同じようにヘアカラーで染めて数日たったら
根元の染まりは変わりなくても
毛先は退色して色持ちが悪いんです。
毛先には色を保持する成分があまりなく
キューティクルもめくれ上がり
色がドンドン抜けやすい状態ってことですね。
これが髪の【色】の退色です。
色味が抜けると染まった明るさだけが残りますから
「髪が染めた時よりも明るくなった!」
と思うんです。
ちなみに
ヘアカラーで染めると
一旦希望の明るさよりも明るくなって
そこから色味で暗くなります。
そのあたりはこちらで説明しています。
ヘアカラーで染めるとなぜ退色するのか?
わかっていただけました?
では
髪から抜けた色味を
髪を傷めずに補いながら
髪色の明るさを抑える事ができたらどうでしょう?
そんな事ができたら嬉しいですよね?
それができるのが
ハナヘナなんです。
ハナヘナのインディゴを使って髪を傷めずに色味で暗くする
天然100%ヘナのハナヘナは
髪を明るくすることはできません!
でも
髪を暗くすることはできます。
それが【インディゴ】なんです。
インディゴはヘナと違い
オレンジの色を持っていません。
色味は【ブルー】なんです。
【藍】ってわかりますよね?
ジーンズなどを染める【藍染め】
まさにあの染料がインディゴなんです。
ハナヘナで使っているインディゴは
【ナンバン藍】という種類です。
藍にも色々と種類があるんです。
このインディゴの性質を利用して
ヘナでオレンジに染まった白髪を
インディゴでブラウンに染めるのが
『ハナヘナの2回染め』
という白髪染めなんです。
ヘナだけで染めると白髪がオレンジになるのがイヤな方や
しっかりと暗く白髪染めをしたい方にオススメしています。
そんなインディゴを使うと
ヘアカラーで退色して明るくなった髪色を
色味を入れながら抑える事ができるんです。
ヘアカラーで退色すると髪色はだいたいがオレンジよりになりますよね?
色味が抜けると明るさだけが残り
その明るさはほぼオレンジです。
そんなオレンジにインディゴのブルーが染まる事で
『補色の関係』で髪色がブラウンになるんです。
『補色』って一般の人にはわからないですよね。
でも美容師さんはみんな知ってて
そんな事を考えながらヘアカラーの色味を作っているんですよ。
インディゴも
もちろん天然100%ヘナですから
髪を傷めることはありません。
1年8ヶ月前の毛先にもとても優しいです。
そんなインディゴで色味を入れて
退色を抑えたらこんな感じになります。
写真ですから
どうしても髪色はオレンジに見えるんですけど
実際はかなりオレンジを抑えた
アッシュブラウンに染まっています。
インディゴの効果で
髪にツヤも出ています。
まとめ
ヘアカラーを繰り返した髪は傷んでいき
毛先はより退色しやすくなっていきます。
色持ちが悪い状態ですね。
色が持たないからまた毛先までヘアカラーをする。
この繰り返し・・・
するとますます毛先は傷んでしまうんです。
そんな時には天然100%ヘナのハナヘナがオススメです。
ハナヘナは明るくなった髪色を暗くする事ができます。
その力を借りて
ヘアカラーの退色で明るくなった髪色を
色味の入った落ち着いた髪色にできるんです。
しかも『髪は傷まない』
そして『色持ちもいい』
ハナヘナは白髪染めだけでなく
ヘアカラーで明るくなった髪色を暗くする(トーンダウン)
こともできるんですよ〜。
ただしご注意が!
この技術はご自分ではしないでください!
ハナヘナの事をしっかりと理解している
美容師さんにお願いしてくださいね。
インディゴは使い方を間違えると
暗くなり過ぎますし
一度暗くなり過ぎると
もう明るくできない事もありますからね。