ハナヘナとカット大好き美容師カンザキです♪
髪で悩む大人の女性を美しくします!
天然100%ヘナのことを知りたい、
くせ毛の悩みはどうしようなど
ぜひご相談ください。
コロナ禍で自宅から出られずになり、美容室にも行けず自分でホームカラーをする人も増えたと思います。でもそのホームカラーをすることは危険だと知ってください!
ホームカラーはやめておけ!昨日の続きです
昨日のブログでホームカラーに使われているアルカリ成分について書きました。
このアルカリ成分が髪の中に残る(残留)することで
髪を傷め
頭皮にまでも悪影響を及ぼすんですよ。
【残留アルカリ】って怖いんですよ〜と書きました。
そして今回はもう1つ
ホームカラーで知っておいてほしいことを書きますね。
昨日のブログを読んでいない方はこちらからどうぞ!
残留過酸化水素って知っています?
【過酸化水素】っていうのは
ヘアカラーで使う2剤のことです。
ホームカラーでも2つの薬剤が入っていますよね?
1番と2番というやつ。
あの2番の薬剤の成分が過酸化水素です。
1剤と2剤を混ぜることではじめて髪は染まります。
この過酸化水素は髪の毛のタンパク質(ケラチン)と相性がよくて、とても浸透しやすいです。
そして浸透するとそう簡単には抜けないんです。
シャンプーなんかでは抜けません。
この抜けなくなった過酸化水素が【残留過酸化水素】と呼ばれるもの。
略して【残留過水】です。
残留過酸化水素は髪のタンパク質と結合し、抜けにくくなります。
当たり前ですが
頭皮もタンパク質でできています。
ですから
残留過酸化水素は髪だけでなく、頭皮にも付着して中々離れません。
そうして残留過酸化水素は皮脂を酸化することで、頭皮から嫌なニオイを出します。
ヘアカラー後に頭皮が臭うのならそれは
残留過酸化水素が頭皮に残っているからです。
この残った残留過酸化水素は毛母細胞の働きを弱めて
薄毛の原因にもなります。
残留過酸化水素と活性酸素
【活性酸素】って女性の方ならご存知の方も多いと思います。
私たちが生きていくためには酸素が不可欠なんですが
身体に取り込んだ酸素の一部は、他の分子と結びついて高い酸化力をもつ「活性酸素」になるんです。。
この高い酸化力っていうのが問題。
【酸化=サビ】なんですね〜
ですから身体の細胞が金属と同じように錆びていくのが
老化なんですよ。
加齢と共に老化する原因の活性酸素。
実は
ヘアカラーの過酸化水素も活性酸素なんです。
過酸化水素は大量の酸素を放出しやすく
必要以上の量の酸素が強力な酸化力を持つ【ヒドロキシラジカル】を生成する力をもっていて
頭皮に浸透し残留した過酸化水素は
徐々に毛根に蓄積されることで白髪の原因になります。
怖いですね〜
髪色が退色するのも残留過酸化水素が原因
過酸化水素が髪に残留すると
徐々に活性酸素を発生させます。
そうして髪のメラニン色素を分解し続けるんですよ。
そうなると髪がどんどん明るくなっていくんですね。
せっかく染まったヘアカラーの色味が退色するのは
この残留過酸化水素が原因です。
最後に
ホームカラーはやめておけ!
を2日に渡って書きました。
ホームカラーは髪が傷むから美容師さんはやめて〜と言うと思っている方が多いと思いますが
それはその通りです!
めちゃめちゃ髪は傷みます!
でもそれだけではなく
ホームカラーで繰り返し
せっせと目立った白髪を染めながら
実は自分で薄毛や白髪を増やしている!
このことに早く気づいてほしいですね。
やっぱり
ホームカラーはやめておけ!
これですよ。