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白髪を染めるのに手軽に使える【カラートリートメント】 お家にお風呂場で使っている人も多いと思いますが、そのカラートリートメントの色素が危険かもしれない!?ということらしいので、ここの書いておきたいと思います。
カラートリートメントの色素はヘアカラーのジアミンアレルギーよりも危険!?
先日、「カラートリートメントってなに」ってブログを書きました。
その中で「カラートリートメントの安全性は高い」って書いたんですけれど・・・
どうやらそうでもないみたいです・・・
ちょっとびっくりなんですけれど・・・
東京都健康安全研究センターの報告によると、こんな事が書かれている・・・
今回検討した市販毛髪用化粧品中には日本ヘアカラー工 業会の自主基準に含まれていない染毛用色素(HY5及び BB3)を表示した製品(シャンプー2,ヘアリンス2)及び実 際に含有する製品(シャンプー2,BB3)があった.染毛用 色素として使用される色素の中には、
強いアレルギー性を 持つことで知られるp-フェニレンジアミン(PPD)と同程度 以上の感作能を有するものもあることが報告されており6), 今回検討した色素では2ANP、4ANP,BB99,BB17,HB2, HR3,HY2,HY4及びHY5はPPDより強い感作能を有すると されている
https://hana-henna87.com/blog/?p=4345
詳しく知りたい方は、引用先のハナヘナの岡本さんのブログを読んでください。
簡単に内容を書くと
市販用のシャンプー、トリートメントの中に使われている色素成分を分析したところ
日本ヘアカラー工業会の自主基準に含まれていない染毛用色素を表示した製品及び、実際に含有する製品があったみたいです。
今のところは日本では危害例はほとんど報告されていませんが、欧米では数種類の染毛用色素でアレルギーの症状が報告されているらしいです。
今後、これらの新規染毛用色素を使った商品が増え、染毛料の使用量が増えることが予想されるから安全性に十分に気をつけましょう!ってことみたいです。
今回検討した色素では2ANP、4ANP,BB99,BB17,HB2, HR3,HY2,HY4及びHY5はPPD(パラフェ二レンジアミン)より強い感作能を有するとされている
感作(かんさ)とは
アレルギー反応を起こす原因物質に対して免疫機能により抗体がつくられ、それが記憶されている状態。感作されたあとに再度原因物質(抗原)と接触するとアレルギー反応が起こる。
http://www.jlogos.com/d002/5035671.html
となっていて
この書いてある成分は、シャンプーやトリートメント(カラートリートメント含む)の裏面の成分表には
- 2ANP→ 2-アミノ-3-ニトロフェノール
- 4ANP→ 4-ヒドロキシプロピルアミノ-3-ニトロフェノール
- BB99→ 塩基性青99
- BB17→ 塩基性茶17
- HB2→ HC青2
- HR3→ HC赤3
- HY2→ HC黄2
- HY4→ HC黄4
- HY5→ HC黄5
と、書かれていますのでご自身でも簡単に確認できます。
カラーシャンプーやカラートリートメントを使う際には自己責任での使用になりますから十分に気をつけてお使いください。
最後に
刺激が少なく安全だと思っていたカラーシャンプーやカラートリートメントにもこんな色素が使われているんですね〜
色んなアレルギーが多い現代社会ですから、仕方がないことかもしれません。
新規染毛用色素もおそらく
・より染まりやすくするため
だとか
・出にくい色味(キレイな色味を発色させるため)を出すために作られた
とか
そんな感じなんだと思います。
人のニーズに合わせて作られたモノですから、どこか無理があるのかもしれませんね。
ちゃんと知って使い方を気をつけないと
「突然アレルギーになってしまった・・・」
なんて、なりかねないですからね。
みなさん気をつけましょう!
じゃあまた。